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「議論の余地なかった」戒厳令前閣議めぐる前国土部長官の証言に 裁判長「その言い方、適切か」

「議論の余地なかった」戒厳令前閣議めぐる前国土部長官の証言に 裁判長「その言い方、適切か」

Posted November. 06, 2025 09:15,   

Updated November. 06, 2025 09:15


韓悳洙(ハン・ドクス)前首相の内乱重要任務従事事件の裁判で証人として出廷した前国土交通部長官の朴庠禹(パク・サンウ)氏が、戒厳令布告前の閣議について「討論や選択の余地がある状況ではなかった」と証言すると、裁判長が「法的責任は別として、そのような言い方は適切なのか」とたしなめた。

5日、ソウル中央地裁刑事合議33部(李珍官裁判長)の審理で開かれた韓氏の裁判には、戒厳前後の閣議に出席した朴氏が証人として出廷した。朴氏は昨年12月3日午後10時23分ごろ、大統領室の大接見室に到着。尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が非常戒厳を布告する4分ほど前だった。

当時の状況について朴氏は「私が席に着くと大統領が戒厳布告を発表した。まったく予想もしていなかった」と述べた。これに裁判長が「想像もできない戒厳なのに、何も言わずそのまま出たのか」と問うと、「(戒厳布告を)するかどうかについて討論したり、私たちに選択の余地がある状況ではなかった」と釈明した。

続いて裁判長が「法的責任はともかく、そういう言い方は適切なのか」と指摘すると、朴氏は「国務委員たちも被害者だ。国務委員としての役割を果たせない状況下で(戒厳が)発生し、検察の取り調べを2度受け、弁護士費用を払いながら法廷に立った。個人的に甚大な損害を被った」と主張した。

朴氏はまた、戒厳布告直後に「崔相穆(チェ・サンモク)前経済副首相が『私は同意できません。ただ仕事はします』と強く発言した」とも証言した。


ヨ・グンホ記者 yeoroot@donga.com