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北朝鮮の極超音速ミサイル「まだ開発できていないようだ」  米国防当局者が分析

北朝鮮の極超音速ミサイル「まだ開発できていないようだ」  米国防当局者が分析

Posted October. 29, 2025 08:27,   

Updated October. 29, 2025 08:27


北朝鮮が依然として極超音速ミサイルの開発に成功していないとの見方を、米国防当局が示した。米国防当局者は最近のオンライン記者会見で、「北朝鮮は以前のミサイル試験を通じて『極超音速技術を実現した』と主張しているが、成功を裏付ける実質的な証拠はまったくない」と述べた。そのうえで「彼らは努力しているが、まだ(極超音速ミサイル)開発には到達していない」と強調した。

北朝鮮は今月22日、極超音速ミサイルを試験発射したと主張した。ただし「新しい兵器体系」とだけ説明し、具体的なミサイルの種類や詳細な性能については明らかにしなかった。

当局者はまた、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の大気圏再突入技術を確保している可能性についても「進展を見せてはいるが、依然として再突入など飛行前段階で完全なミサイル性能を示してはいない」と述べた。北朝鮮は今月10日、労働党創建80年の深夜軍事パレードで新型ICBM「火星(ファソン)20」を初公開し、ICBM能力を誇示した。ただし韓国政府は、ICBM技術の「最後のパズル」とされる大気圏再突入や多弾頭技術などはまだ確保していないと見ている。米国防総省も同様の分析を共有しているという。

同当局者はまた、北朝鮮が7回目の核実験に踏み切るかどうかについて「明日(実験を)行っても驚かない」と述べた。そのうえで、過去の核実験とは異なり、小型核兵器のテストに乗り出す可能性が高いと分析した。韓国政府は、北朝鮮がすでに7回目の核実験の準備を終え、小型戦術核弾頭「火山(ファサン)31」の性能を実証しようとしている見ている。


申晋宇 niceshin@donga.com