
慶尚北道 慶州市(キョンサンブクト・キョンジュシ)の亜鉛加工会社で、水槽内で配管工事をしていた下請け業者の社員4人が有害ガスに中毒し、3人が死亡、1人が重体となった。政府は今後、重大災害が発生した場合、大規模事故でなくても家宅捜索や逮捕などの強制捜査を積極的に活用すると明らかにした。
26日、雇用労働部(労働部)などによると、前日午前11時31分ごろ、慶州安康邑(アンガンウプ)のトゥリュ工業地区内の亜鉛加工会社で、水槽内で配管作業をしていた4人が意識を失って倒れているのが見つかった。通報を受けた119救急隊が救出し、近くの病院に搬送したが、50代と60代の作業員が死亡、40代は重体、別の50代の作業員も負傷した。
作業員らは、京畿道(キョンギド)にある配管会社の社員だった。17日に深さ2メートルの水槽で塗装作業を行った後、この日再び配管作業に投入された。水槽の外で休んでいた作業員1人の姿が見えなくなったため、他の作業員たちが水槽内に降りたところ、約10分後、作業班長が4人全員が水槽の下で倒れているのを発見したという。有害ガス測定装置による分析の結果、事故が起きた地下水槽内では一酸化炭素が検出された。一酸化炭素は無色・無味・無臭で、濃度が高くなっても気づきにくい。警察と消防当局は、作業員が塗装作業などで発生した有毒ガスを吸入したとみて、正確な事故原因を調べている。
金榮訓(キム・ヨングン)労働部長官は同日のブリーフィングで、「これまで大型事故中心に強制捜査を行ってきたが、今後は基本的な安全規則を守らなかったり、同様の事故が繰り返し発生する場合には、家宅捜索や拘束などの強制捜査を積極的に活用する方針だ」と明らかにした 。労働部は中央産業災害収拾本部を構成し、特別監督に着手、重大災害処罰法違反の有無などを調べることにしている。
チョン・チェウン記者 chan2@donga.com






