Go to contents

「暑くて不便」 陸軍の基本帽、ベレー帽からつば付き戦闘帽へ

「暑くて不便」 陸軍の基本帽、ベレー帽からつば付き戦闘帽へ

Posted October. 27, 2025 09:31,   

Updated October. 27, 2025 09:31


陸軍がベレー帽を段階的に廃止し、2027年から再びつば付きの戦闘帽を基本軍帽として指定し支給する方針を進めている。

26日、国会国防委員会所属の朴善源(パク・ソンウォン)議員(「共に民主党」)が陸軍本部から提出を受けた資料によると、陸軍は先月からベレー帽と戦闘帽の併用拡大を第1段階として試行中だ。休暇や外出・外泊時にも両方を着用できるようにしている。11月までの試行結果を踏まえ、国防部に軍人服制令の改正を提案し、その後2027年の基本軍服改定を経て戦闘帽を正式な基本軍帽に指定、支給数を現行1個から2個に増やす計画だ。

陸軍は2011年から戦闘帽に代えて、特殊戦司令部の隊員が着用していたベレー帽を全兵士に支給してきた。強い印象を与え、戦闘帽より広い視野を確保できるとの理由だった。しかし、ベレー帽はつばがなく日差しを遮れず、通気性の悪い素材で作られているため機能性に欠けるとの不満が兵士の間で続出。猛暑が年々厳しくなる夏季には着用と管理が難しく、戦闘時は防弾ヘルメットを着用するため戦闘力向上にも寄与しないとの指摘が多かった。

こうした声を受け、陸軍はこれまで着用指針を継続的に改善してきた。2020年3月にはベレー帽の欠点を補う新型戦闘帽を開発・支給し、同年8月には曇天や雨天時に営内で戦闘帽を着用できるようにした。2021年2月には休暇・外出・外泊を除き、営内外での戦闘帽着用を認めた。その後もベレー帽関連の苦情が絶えなかったため、最終的に段階的な廃止を柱とする基本軍服改定★を進めることにした。

今年1月、陸軍が8個部隊の兵士1730人を対象に実施したアンケートでは、ベレー帽より戦闘帽を好む兵士が93%に達し、軍帽を戦闘帽に一本化することに賛成した割合も65%だった。両方を併用すると予算が重複投入されるうえ、ベレー帽製造業者が一社しかなく調達遅延が頻発し、品質改善にも限界があるという。

朴議員は、「不便な軍帽の着用を強いるより、兵士が快適にかぶれる軍帽を提供するのが軍のあるべき姿だ」と指摘し、「現実的な課題を反映し、ベレー帽を廃止して陸軍の象徴性を生かした新しい軍帽を整備すべきだ」と訴えた。


尹相虎 ysh1005@donga.com