
トランプ米政権は、ベネズエラやコロンビアなど中南米諸国から米国に流入する「麻薬密輸ルートの遮断」を理由に、世界最大級の航空母艦「ジェラルド・フォード」をカリブ海に配備する。
米国防総省のパーネル報道官は4日、X(旧ツイッター)で「大統領の指示により、ヘグセス国防長官が麻薬テロリズムに対応するため、ジェラルド・フォード空母打撃群と艦載航空団を米南方軍(USSOUTHCOM)の管轄地域に配備するよう指示した」と発表した。南方軍の管轄地域には、中南米、カリブ海、パナマ運河、大西洋の一部などが含まれる。
ジェラルド・フォードは全長約333メートル、飛行甲板幅約78メートルの世界最大級の空母で、戦闘機や早期警戒機を含む75機以上の航空機を運用できる。23日には、最大34トンの爆弾を搭載して精密攻撃が可能なB1戦略爆撃機2機がカリブ海上空を飛行した。この地域での米軍の示威行動のレベルが次第に高まっていることを示す。
最近、米軍はカリブ海や中南米沿岸の東太平洋などに艦船や戦闘機を配備し、麻薬密輸船を撃沈してきた。これまでに少なくとも10隻が攻撃を受け、43人が死亡したとされる。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは海軍関係者の話として、「(ジェラルド・フォードの投入は)トランプ大統領が地上目標への攻撃を真剣に検討している最も強力なシグナルだ」と伝えた。戦略国際問題研究所(CSIS)のライアン・バーグ上級研究員は同紙に、「ベネズエラのマドゥロ大統領へのメッセージは、自ら(ベネズエラの首都の)カラカスを去る最後の機会だということだ」と述べた。
キム・ボラ記者 purple@donga.com






