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EU自治体で初 パリ15区が「キムチの日」制定

EU自治体で初 パリ15区が「キムチの日」制定

Posted October. 11, 2025 08:50,   

Updated October. 11, 2025 08:50


フランス・パリ15区が11月22日を「キムチの日」とする公式記念日に定めた。欧州連合(EU)域内の自治体としては初めて。

食品大手「大象(デサン)」が10日発表したところによると、パリ15区が「キムチの日」を公式記念日に定め、4日(現地時間)にパリ15区庁舎の大広場で「2025コリアンエキスポ―キムチの日制定」宣言式典が行われたという。式典には15区のフィリップ・グジョン区長やアニェス・エブラン仏上院議員ら主要関係者らが出席した。

キムチの日は、2021年に米カリフォルニア州で公式記念日に制定されたのを皮切りに、現在、米国の13州や英国ロンドンのキングストン区などでも制定されている。EUの自治体ではパリ15区が初めて。

今回の制定は、大象とSFグローバルライズ、AMA協会がパリ15区国際協力機関に共同で制定案を提出し、区議会が満場一致で決議を可決したことで実現した。これにより、毎年11月22日が「キムチの日」として正式に記念される。来年からはパリ7区、16区、イシー=レ=ムリノー市、モンペリエ市などでも同様の制定を進める計画だという。

大象の関係者は、「AMA協会や現地行政機関、教育・公共機関などと緊密に協力し、キムチの優れた品質と韓国伝統の発酵食品としての価値を広めるために努力してきた」と言い、「キムチ料理大会やキムジャン体験イベントなど、さまざまな文化交流プログラムも実施した」と説明した。AMA協会は、フランス国内で韓国食文化の振興を目的とする非営利団体。SFグローバルライズは広告・広報代行企業。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com