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4回目の「ヌリ号」、来月27日未明に打ち上げ

4回目の「ヌリ号」、来月27日未明に打ち上げ

Posted October. 01, 2025 09:11,   

Updated October. 01, 2025 09:11


韓国型ロケット「ヌリ号」の4回目の打ち上げが、11月27日午前1時ごろに予定されている。今回の打ち上げは、民間企業が主導する「ニュー・スペース」の第一歩という点で大きな意味を持つ。今回の打ち上げには、初めて中型級衛星である次世代中型衛星第3号を搭載する予定だ。

宇宙航空庁は、先月26日「ヌリ号の4回目の打ち上げ管理委員会」を開き、打ち上げ予定日を11月27日と決定したと、30日明らかにした。打ち上げの準備過程で問題が生じた場合に備え、打ち上げ予備日は11月28日から12月4日までとされている。

打ち上げ予定時間は、27日0時54分から午前1時14分の間に設定されており、正確な打ち上げ時刻は前日の打ち上げ管理委員会で最終決定する。ヌリ号が未明に打ち上げられるのは、今回が初めてとなる。

搭載される「次世代中型衛星3号」は、高度600キロの軌道で地球のオーロラ観測や宇宙磁場の測定などの任務にあたる。この高度に到達させるため、打ち上げ時刻を未明に設定したと宇宙庁は説明している。

4回目の打ち上げでは、主搭載となる次世代中型衛星3号に加え、産学研が開発したキューブ衛星12基も副搭載される。現在、打ち上げ前の最終点検にあたる「搭載前レビュー会議」を終了しており、衛星は10月末までに、全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターに搬入される予定だ。


チェ・ジウォン記者 jwchoi@donga.com