
「風の孫」と呼ばれる李政厚(イ・ジョンフ、27)が所属する米大リーグ(MLB)のサンフランシスコ・ジャイアンツがボブ・メルビン監督(64、写真)を解任した。ジャイアンツは30日、メルビン監督の解任を発表し「慎重な評価の末、リーダーシップの変化がチームにとって最善の利益と判断した」と説明した。
メルビン氏は2023年10月、「2+1年」契約を結んでサンディエゴ・パドレスを離れ、同地区ライバルのジャイアンツ指揮を執った。ジャイアンツは今年7月、球団オプションを行使して来季まで任期を保証したが、3カ月で翻した。本人が「夢の仕事」と語ったジャイアンツ監督の座を2年で去ることになった。
バスター・ポージー野球運営部門社長は「考えている次期監督候補はいるが、今は公表しない」と口を閉ざした。地元メディアはダスティ・ベイカー(76)、ブルース・ボウチー(70)といった「ベテラン経験者」が新監督に就く可能性を予想した。今季までボウチー氏が指揮したテキサス・レンジャーズも同日、決別を発表した。
メルビン氏は大リーグで22年間指揮を執ったベテラン指導者だ。レギュラーシーズン通算1678勝1588敗(勝率0.514)を残し、チームを計8度ポストシーズンに導いた。アリゾナ・ダイヤモンドバックスを率いた2007年とオークランド・アルレチックス(現アスレチックス)監督時代の2012年、2018年に3度「最優秀監督賞」を受け、指導力を認められた。
しかし「地元チーム」ジャイアンツに就任して以降の2シーズンは161勝163敗(勝率0.497)で期待を裏切った。昨年はナ・リーグ西地区4位、今年は3位で2年連続ポストシーズン進出を逃した。ジャイアンツは2021年に球団最多勝(107勝)を挙げ、ロサンゼルス・ドジャースを破って西地区優勝を果たしたが、その後4年間は一度もポストシーズンに進めなかった。球団は責任を問い、ファルハン・ザイディ社長(49)を昨年解任した。さらに1年で監督交代に踏み切り、チーム刷新に乗り出した。
チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com






