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韓国を引き合いに出したトランプ氏「ソウルでも星条旗を掲げてカーク氏を支持」

韓国を引き合いに出したトランプ氏「ソウルでも星条旗を掲げてカーク氏を支持」

Posted September. 23, 2025 08:48,   

Updated September. 23, 2025 08:48


「韓国ソウルでは群衆が星条旗を振りながら『私たちはカークを支持する』と声を上げた」

トランプ米大統領が21日(現地時間)、保守系団体「ターニングポイントUSA」の代表、チャーリー・カーク氏の追悼式でこう述べた。10日に銃撃で死亡し、米国の右派の象徴的存在となったカーク氏をめぐる世界各地の追悼熱を語る中で韓国に言及したのだ。

生前のカーク氏は、保守的なプロテスタントと結びついた米国右派の理念を韓国をはじめ海外各国に積極的に広めてきた。特に死去5日前の今月5日には韓国を訪れ、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のKINTEXで開かれたキリスト教関連イベント「ビルドアップ・コリア2025」にも参加した。

トランプ氏は同日、アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで行われた追悼式で、「カーク氏がこの世を去った後、彼の遺産が世界中の数百万人をいかに感動させたかを目撃した」と述べたうえで、カナダ・カルガリーでは数千人がカーク氏の名が記されたポスターを掲げて米国の国歌を歌ったと紹介した。さらに韓国での追悼の動きを語った後、「(ドイツ)ベルリン、(オーストラリア)シドニー、(スペイン)マドリード、(英国)ロンドン、(イスラエル)テルアビブでも追悼行事が開かれた」と明らかにした。

カーク氏は訪韓直後の8日に公開されたポッドキャストで、韓国について「社会の信頼構造を壊す大規模な移民はいない。街に落書きも物乞いもいない」と評価。これはトランプ氏の強硬な反移民政策を裏付ける論理として活用された。訪韓後には日本にも足を運び、反移民政策などを支持する日本の強硬保守政党「参政党」のイベントにも参加した。


林賢錫 lhs@donga.com