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「隣人を愛そうと」、顔も知らない人に腎臓を提供

「隣人を愛そうと」、顔も知らない人に腎臓を提供

Posted September. 09, 2025 09:07,   

Updated September. 09, 2025 09:07


「『隣人を愛しなさい』と言うだけでなく、これを実践するのが正しいことだと思いました」

8日、保健福祉部(福祉部)が開催した「第8回生命分かち合い週間記念式」で福祉部長官表彰を受けた慶尚北道尚州(キョンサンブクド・サンジュ)イェール教会のイ・テクジョ担任牧師(64・写真)は、家族ではない他人に臓器提供を決心した理由についてこのように話した。

イ氏は1993年に腎臓を、2005年に肝臓を他人に提供した。2022年からは、腎臓を提供し、た人と移植を受ける人の集まりである「新しい生命分かち合いの会」の会長として活動し、臓器提供の広報や認識改善活動に尽力したことが評価され、表彰された。

1993年、障害者施設でボランティア活動をしていた時、腎臓透析を受ける耳が不自由な17歳の少年が病院を通えるよう手助けした。イ氏は、「その子が透析を受ける姿がとてもつらそうで、病院に尋ねると腎臓を提供すれば健康を取り戻せると聞いた」とし、それが最初に臓器提供を決心したきっかけだったと振り返った。

腎臓と肝臓を提供した後も、昨年には自転車で国土縦走をするほど健康だという。イ氏は「提供後に自分の体が弱くなれば、隣人と命と愛を分かち合おうと勧められない」とし、「常に体調管理に気を配っている」と語った。

臓器提供は容易なことではないが、隣人を助けようとする気持ちがあればできることだとイ氏は語る。イ氏は「最近のように大変で難しい時期に、病気で苦しむの隣人がいるなら、通り過ぎずに一歩近づき、その痛みを共に分かち合ってほしい」と呼びかけた。

同日の記念式では、臓器提供の促進や生命分かち合い文化の普及に貢献した功労が認められ、36人と2つの団体が長官表彰を受けた。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com