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三星ハイウェイや現代ブルーバード…道路名に韓国企業名まで冠した米国で、まさかの「韓国人拘束」に企業各社に衝撃走る

三星ハイウェイや現代ブルーバード…道路名に韓国企業名まで冠した米国で、まさかの「韓国人拘束」に企業各社に衝撃走る

Posted September. 08, 2025 08:45,   

Updated September. 08, 2025 10:40


三星(サムスン)や現代(ヒョンデ)自動車、SKなど韓国企業の現地投資が増え、米国の随所に韓国企業名から取った道路が次々と作られてきた。現地に直接工場を建設して、現地人を大量に雇い、投資に乗り出した韓国企業に対し、米現地当局が恩返しの意味で道路名を変えたのだ。

特に110社以上の韓国企業が進出している米ジョージア州は、米国内の代表的な「K産業基地」にふさわしく、韓国企業名を入れた道路が多いところだ。ジョージア州ジャクソン郡コマース市で稼動している「SKバッテリーアメリカ」の敷地付近の道路は、SKの名前から取って「SKブルーバード」に変更された。ジョージア州サバンナ・エラベルにある現代自動車グループの電気自動車専用工場「現代自動車グループメタプラントアメリカ(HMGMA)」の進入路は、現代自動車ブランド「ジェネシス」から名前を持ってきて「ジェネシスドライブ(Genesis Drive)」と命名された。現代自動車グループは約80億ドルを投資し、ソウル汝矣島(ヨイド)の4倍の大きさ(1176万平方メートル)のメタプラントを建設した。

この他、三星電子がテキサス州テイラー郡にファウンドリ生産施設を建設している中、敷地と高速道路とをつなぐ「三星ハイウェイ(Samsung Highway)」ができた。テネシー州クラークスビルには、「LGハイウェイ(LG Highway)」もある。2018年、LG電子が「クラークスビル工場」を稼動したことを記念して、テネシー州政府が道路名にLGブランドを付けたのだ。

現代自動車は、アラバマ工場にも数回にわたって20億ドル以上を投資し、3000人以上の労働者を雇っている。65番フリーウェイに隣接したアラバマ工場前の「現代ブルーバード(Hyundai Blvd)」は、このような投資と地元社会への貢献の結果だった。

しかし、このように投資を行ってきた米国、それも集中的に投資が行われているジョージア州の現代自・LGエネルギーソリューションの合弁バッテリー工場の建設現場で、米移民当局の大規模な取り締まりによって300人あまりの韓国人が拘束されると、企業各社は衝撃を隠せずにいる。米国への投資を進めてきた大企業の関係者は、「難しく投資を拡大してきた結果が、職員の拘束だなんてもどかしい状況だ」と打ち明けた。


イ・ウォンジュ記者 takeoff@donga.com