
韓国映画としては13年ぶりにベネチア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた朴贊郁(パク・チャンウク)監督(62)の新作「仕方ない」は、受賞には至らなかった。
6日(現地時間)、イタリア・ベネチアのリード島で開かれた第82回ベネチア国際映画祭の閉幕式で、最高賞の金獅子賞はジム・ジャームッシュ監督(米国)の「ファーザー・マザー・シスター・ブラザー」が受賞した。銀獅子賞・審査委員大賞は、カウテール・ベン・ハニア監督(チュニジア)の「ヒンド・ラジャブの声」が、銀獅子賞・監督賞はベニー・サフディ監督(米国)が演出した「スマッシングマシーン」が受賞した。
「仕方ない」に出演した俳優李炳憲(イ・ビョンホン)が有力候補に挙げられた主演男優賞も、イタリア俳優トニー・セルヴィッロ(映画「恵み」)が受賞した。主演女優賞は「私たちの頭上の日差し」で熱演した中国俳優シン・ジーレイが受賞した。
「仕方ない」は、受賞には至らなかったが、現地の映画祭で熱い反応を得て海外評壇からも高い点数がつけられた。朴監督は同日、配給会社「CJ ENM」を通じて、「私が作ったどんな映画より反応が良くて、すでに大きな賞を獲得した気分だ」と伝えた。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は7日の授賞式直後、フェイスブックに「受賞可否を離れ、13年ぶりに韓国映画がベネチア映画祭のコンペティション部門にノミネートされたことは、それ自体で意味のある成果だ」とし、「世界映画史に深く足跡を残してきた朴監督の作品が、もう一度私たちの映画の存在感を高めた」と明らかにした。
「仕方ない」は、来年米国で行われる第98回アカデミー授賞式には、国際長編映画部門の韓国代表として出品された。CJ ENMとモホフィルムによると、現在北米と英国、フランス、ドイツ、日本など200ヵ国余りへの販売が確定した。
キム・テオン記者 beborn@donga.com






