Go to contents

AI、ステルス、ドローン、レーザー兵器、ロボット犬…未来の軍事力でも米国を超える意志を示す

AI、ステルス、ドローン、レーザー兵器、ロボット犬…未来の軍事力でも米国を超える意志を示す

Posted September. 04, 2025 08:57,   

Updated September. 04, 2025 08:57


3日、中国・北京の天安門広場で行われた「抗日戦争勝利80年」を記念した軍事パレードで、次世代の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や極超音速ミサイルなど、米本土および域内の米軍戦力を正確に狙った「核三軸体制」を含む新型戦略兵器が初めて公開された。陸・海・空のみならず宇宙を舞台にした最新鋭戦力が総出動し、過去最大級の兵器展示場を彷彿とさせた。韓国軍関係者は「米国はもとより、韓国、日本を含む周辺国に対し、中国の恐るべき核攻撃力など強大な力を誇示すると共に、米主導の安全保障秩序に真っ向から挑戦状を突きつけた」と述べた。

● 米本土を狙う新型ICBM、さらに鋭くなった「グアムキラー」公開

米本土を攻撃できる新型ICBM「東風(DF)61」が、今回の軍事パレードで初めて公開された。2015年の中国建国70年軍事パレードで初公開されたDF41を改良したものと推定される。最大射程は1万2千〜1万5千キロで、「複数個別誘導再突入体(MIRV)」を搭載しているという。米全域の主要都市を同時に核攻撃できることを意味する。

地球のどこにでも到達可能なICBM「DF5C」も姿を現した。既存のDF5Bを改良した液体燃料ICBMで、中国メディアは「中国の戦略反撃システムの重要な部分で、攻撃範囲は全世界に及ぶ」と報じた。

「巨浪(JL)」系列の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も複数登場した。多弾頭ICBMである巨浪級SLBMは最大射程が8千キロで、戦略原子力潜水艦(SSBN)から発射される。中国近海から発射すればアラスカ、インド洋・太平洋に出て発射すれば米本土全域に到達可能だ。米国に匹敵する「第2撃(核報復)」能力を備えていることを誇示したのだ。米紙ワシントン・ポストは、「潜水艦発射型大陸間弾道ミサイル『JL3』は、北米大陸まで到達可能とされる」と報じた。

「グアムキラー」と呼ばれるDF26Dも注目を集めた。既存のDF26より精密攻撃能力が向上し、最大射程が5千キロで、中国本土から米戦略兵器の重要拠点であるグアムを直接攻撃できる。在日米軍やフィリピンの米軍基地はもとより、台湾海峡の米空母も射程圏に含まれる。米外交安全保障専門メディア「ナショナル・インタレスト」は、「DF26Dのため、台湾有事の際に米空母は台湾海峡から1千キロ離れた場所に留まらざるを得ない」と懸念を示したことがある。

ミサイル迎撃網を突破できる極超音速ミサイルも多数公開された。DF17は在韓米軍のTHAAD(高高度迎撃ミサイルシステム)や日米共同のSM3迎撃ミサイルでも迎撃が困難とされる。また、「鷹撃(YJ)17・21」など新型極超音速対艦ミサイルも複数の種類が披露された。YJ17は最大速度がマッハ8(音速の8倍)で射程が1200キロ。艦艇や航空機から発射され、遠距離の海上目標を攻撃できるうえ、最終飛行段階で回避機動を行うため迎撃が困難で、台湾紛争発生時には米空母の新たな脅威とみられている。

● 超大型無人潜水艇も公開

軍事パレードでは、ロシアの核魚雷「ポセイドン」に類似した超大型無人潜水艇(XLUUV・水中ドローン)も姿を現した。単なる偵察任務を超え、有事の際には核を搭載して米国のミサイル防衛網をかいくぐって、南シナ海や西太平洋、韓半島周辺まで中国の核能力を示すことができる戦力とされている。敵潜水艦の追跡や攻撃、機雷の除去・敷設任務を遂行し、有事には米海軍の接近を遮断する「ゲームチェンジャー」級兵器との評価もある。

防衛用兵器である次世代地対空ミサイル「紅旗(HQ)29」も初めて公開された。中長距離迎撃能力を備えた先端対空防衛兵器で、中国本土防衛の核心戦力とされる。地球大気圏外のミサイルや低軌道衛星も破壊可能とされている。

韓国軍当局者は「今回の軍事パレードは過去と異なり、無人機や極超音速ミサイルなどが多数登場したのが特徴だ」と分析した。


尹相虎 ysh1005@donga.com