
SKハイニックスは25日、321段のNAND型フラッシュメモリ(写真)製品の開発を終え、量産を開始すると発表した。300段以上のNAND製品を発売したのは、同社が世界で初めてだ。中国の揚子メモリテクノロジー(YMTC)が今年2月、294段NANDの量産に乗り出し、三星(サムスン)電子は昨年4月から286段NANDを生産している。NANDは、層を多く積むほどデータの保存容量が増え、空間効率が高くなる。
SKハイニックスは同日、「世界で初めて300段以上のNANDを具現し、技術的限界を再び突破した」とし、「現存するNANDの中で最高の集積度を持つ製品で、来年上半期(1~6月)から人工知能(AI)のデータセンター市場を本格的に攻略する」と明らかにした。
同社は、新製品のコスト競争力を強化するため、容量を従来の製品比2倍増やした2テラバイト(2TB)で開発した。また、NANDで独立的に動作する単位を意味する「プレーン」を、既存の4個から6個に増やして革新を成し遂げたと説明した。
一般的に、NANDは、容量が大きくなるほど、同じ空間により多くの情報を保存し、データ処理速度が遅くなる問題が発生する。同社は、「プレーンを増やして、以前の製品に比べ、データの伝送速度を100%高めた」と伝えた。書き込み性能は56%、読み取り性能は18%上昇した。また、電力効率が改善され、省エネが求められるAIデータセンターで需要が大きいと期待した。
同社は、321段NANDをまずパソコン用に生産、販売し、今後、データセンター用、スマートフォン用へと販売を増やしていく計画だ。同社のチョン・ウピョ副社長(NAND開発担当)は、「今回の製品の量産で、高容量製品ポートフォリオを確保した」とし、「爆発的に成長するAI需要とデータセンター市場の高性能要求に合わせて、大きな跳躍を成し遂げる」と話した。
パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com






