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トランプ大統領、プーチン氏にレッドカーペットと「ビースト」同乗の特級儀典

トランプ大統領、プーチン氏にレッドカーペットと「ビースト」同乗の特級儀典

Posted August. 18, 2025 09:02,   

Updated August. 18, 2025 11:22


15日(現地時間)、米アラスカ州アンカレッジのエルメンドルフ・リチャードソン統合基地。専用機「エアフォースワン」から降りたトランプ米大統領が、レッドカーペットでロシアのプーチン大統領を待っていた。しばらくしてロシア大統領専用機からプーチン氏が姿を現した。6年ぶりに会った両首脳は明るく笑い、腕を軽く叩きながら喜びを表した。

レッドカーペットの両側には米国の最新鋭戦闘機F22が4機配置された。また空にはB2ステルス爆撃機とF35戦闘機4機が飛行した。プーチン氏をそれだけ丁重に迎えるという意味であり、同時に「米国の力」を誇示した形だ。

両首脳は滑走路から会談場へ移動する際、「ビースト(野獣)」と呼ばれる米大統領専用車「キャデラック・ワン」に共に乗った。米紙ニューヨーク・タイムズなどは、敵対関係にある国の首脳が同乗したのは異例だと報じた。ビーストは車体の長さ5.5メートル、重さ9トンに及ぶ。特に13センチの防弾ガラスを備え、手榴弾、ロケット砲、対戦車地雷、化学・生物・放射能ガス攻撃などにも耐えられるという。

今年2月末にウクライナのゼレンスキー大統領が米ワシントンのホワイトハウスを訪問した際の対応と比べると、プーチン氏に対する今回の待遇は格別な印象を与える。当時、トランプ氏とバンス副大統領は、米国のウクライナ支援に感謝するようゼレンスキー氏を厳しく追い詰めた。予定されていた昼食も中止となり、ゼレンスキー氏は追い出されるようにホワイトハウスを後にした。

プーチン氏は共同記者会見で、トランプ氏の方に体を向けて「次回はモスクワで」と英語で述べた。プーチン氏が同日使った唯一の英語だった。これに対しトランプ氏は「(その提案は)興味深い。可能だと思う」と答えた。


ワシントン=シン・ジンウ特派員 niceshin@donga.com