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よく育てたキャラクターが未来の成長エンジン、IPに注力する流通業界

よく育てたキャラクターが未来の成長エンジン、IPに注力する流通業界

Posted July. 26, 2025 08:38,   

Updated July. 28, 2025 19:08


限定グッズを求める消費者が増え、流通業界は独自に製作した知識財産権(IP)のキャラクターなど、コンテンツマーケティングを強化する傾向にある。

ロッテホームショッピングが、2018年に独自製作したピンク色の熊キャラクター「ベリークマ」が代表的だ。松坡区蚕室(ソンパグ・チャムシル)の石村(ソクチョン)湖で初めて登場したベリークマは、認証ショットの大乱を起こすほど人気を集めた。ロッテホームショッピングの関係者は、「ベリークマは、独自のキャラクターで幸せな感情を伝えたいという考えから始まった」とし、「約7ヶ月間の開発過程を経て、『日常の中で笑いを与えるクマ』という世界観を基に誕生したのがまさにベリークマだ」と話した。

流通業界が独自のIPキャラクターを開発するのは、広報と集客効果が見られるためだ。ベリークマは、消費者から注目を集め、ロッテホームショッピングの顔として生まれ変わった。ロッテワールドタワーやロッテプレミアムアウトレットなどに大型ベリークマが展示され、「認証ショットの名所」として口コミに乗ったりもした。ベリークマの認知度が高まり、今年4月は国内最大のモビリティ展示会「2025ソウルモビリティショー」で、ロッテグループの革新技術を紹介する顔として活躍した。

賢い独自IPは、事業多角化にも役立つ。ロッテホームショッピングは今年、モバイルゲーム「ベリークママッチランド」を正式にローンチングした。ベリークママッチランドとは、ユーザーがパズルゲームを行いながら、顧客が来なくて廃業となった遊園地「ベリーランド」を再建する話を含んでいる。ロッテホームショッピングの関係者は、「流通業界で、独自キャラクターのIPでゲームを披露したのは今回が初めてだ」とし、「流通業界を越えて、国内を代表するキャラクターに生まれ変わるだろう」と話した。

現代(ヒョンデ)百貨店は、独自のキャラクター「ヒンディ」で、自社ブランド(PB)商品を着実に製作している。ヒンディは2019年、「瞬間の幸せを覚えよう」というメッセージを伝えるために初めて登場した。以後、ザ・ヒュンダイソウルのギフトショップ「ザ・ヒョンデプレゼント」では、ヒンディのデザインを適用した人形、キーホールだー、タンブラーなど様々なグッズが人気を集めた。

キャラクターに対する関心が高まり、IP関連行事も多彩になっている。ロッテデパートは今年3月と5月に、5人組バーチャルアイドルグループ「プレイブ(PLAVE)」、人気アニメ「怪獣8号」のポップアップストアを行って注目を集めた。ロッテデパートの関係者は、「IP関連ポップアップストアは、現場でのみ購入できる限定グッズやキャラクターの世界観を直接体験できる体験型コンテンツを楽しむことができ、強力な集客効果を出している」とし、「プレイブポップアップストアは、事前予約だけで2万5000人以上がアクセスを待つなど、爆発的な反応を得た」と説明した。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com