
16日から5日間降り続いている豪雨により、行方不明者の遺体が相次いで発見され、累計死者数が19人に上った。埋没者が生存できる72時間の「ゴールデンタイム」が迫る中、消防、警察、住民らは行方不明者の捜索に総力を挙げている。
21日、行政安全部(行安部)によると、今回の集中豪雨による全国の死者は19人、行方不明者は9人となった。20日午後2時25分ごろ、京畿道抱川市二東面(キョンギド・ポチョンシ・イドンミョン)の白雲(ペクウン)渓谷で激流に流された40代の男性が、同日午後9時44分ごろ死亡した状態で発見された。同日午前5時21分ごろ、京畿道加平郡北面済寧里(キョンギド・カピョングン・プクミョン・ジェリョンリ)で発生した山崩れで行方不明になった70代の男性も、21日午後1時12分ごろ遺体で発見された。
消防や警察など救助当局は21日、猛暑の中でも捜索や復旧作業を続けた。特に多数の死傷者が出た慶尚南道山清郡(キョンサンナムド・サンチョングン)では崩落した土砂や巨大な岩石により捜索活動が難航している。捜索3日目となった21日午前から、約1260人と装備180台を投入し、山清邑毛古里(サンチョンウプ∙モゴリ)など4カ所で行方不明者4人の捜索を行ったが、装備の投入も容易ではない状況だ。京畿道加平(カピョン)地域も同様に、樹木や土砂、障害物などが散乱しており、捜索が難航している。
消防当局によると、埋没者の生存可能時間は一般的に72時間以内だとされている。最初の山崩れが発生した山清のゴールデンタイムは22日正午ごろ終了するが、依然として9人が行方不明のままであり、さらなる人的被害が懸念される。
この日、加平郡では通信障害によって住民が山崩れの発生前後に災害警報メッセージを受け取れなかった可能性も浮上した。山崩れは20日午前4時37分ごろ発生したが、一部の住民は19日から21日まで携帯電話の通話やメールの受信ができなかったと主張している。
政府は被災地への緊急支援に乗り出した。行政安全部は地方税減免や金融支援、臨時住居の提供など総合的な復旧対策を講じる方針を示した。自動車税・取得税免除、融資返済猶予、都市ガス・上下水道料金の減免なども実施する。
山清=ト・ヨンジン記者 加平=チョン・ナムヒョク記者 0jin2@donga.com





