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25%薄型化した「フォールド7」、秘訣は「ヒンジ」の革新

25%薄型化した「フォールド7」、秘訣は「ヒンジ」の革新

Posted July. 15, 2025 08:43,   

Updated July. 15, 2025 08:43


三星(サムスン)電子が史上最薄・最軽量の折り畳み型スマートフォン「ギャラクシーZフォールド・フリップ7」の事前予約を15日から開始する。今回のシリーズはフォルダブルフォンの最も重要な選択要素とされる「厚さ」が、わずか1年で25%も薄くなった。これは、これまでの薄型化のトレンドをはるかに凌駕する結果だ。その秘訣は「アーマーフレックス」ヒンジの導入にある。

●ヒンジ・新素材の革新で厚さ25%減少

9日公開されたギャラクシーZフォールド7は、折り畳み時の厚さが8.9mm、開いた時は4.2mmで、前モデル(ギャラクシーZフォールド6)と比べて25%の薄型化を実現した。昨年発売された「ギャラクシーZフォールド6」が前モデルより約10%薄くなったことに比べれば、スリム化において大きな進展を見せた。重さも215グラムと10%軽量化された。

三星電子MX事業部のカン・ミンソク常務は10日(現地時間)、米国ニューヨークで行われた記者懇談会で「ギャラクシーZフォールド7の革新キーワードは『thin&light』で、フォールド1発売以来6年間蓄積してきた技術にヒンジ、ディスプレイ、カメラ、外観素材の革新を通じて限界を克服した」と話した。

今回のギャラクシーZフォールド7の薄型化の鍵となったのは、アーマーフレックスと呼ばれるヒンジの構造変化だ。ヒンジは二つの物体を連結して回転を可能にする部品だ。

ギャラクシーZフォールド6まではヒンジで折りたたみ部分を支える支持台と回転する回転軸が一体だったが、今回のギャラクシーZフォールド7からこの二つを分離した。支持台と回転軸が一つの構成品であったときは二つの部品は一つの「モジュール」であったため、体積が嵩み空間非効率が発生した。今年からこれを分離し、製品内部の空間効率の最適化に成功した。

物を積み重ねる際に、繋がったものよりは離れているものの方が隙間なく効率的に積み重ねられるのと同じ原理だ。実際、アーマーフレックスヒンジの導入によって、ヒンジの厚さだけで従来に比べて27%の薄型化を実現した。

ディスプレイも従来モデル比39%の薄型化を実現しながらも、耐久性はむしろ強化されている。ディスプレイ下段の素材として新たにチタン合金を採用し、従来品より23%薄型化しつつ、強度を64%向上させた。ユーザーが直接タッチする上部の超薄膜強化ガラス(UTG)は、さらに50%厚く設計し、耐衝撃性を高めた。カメラもモジュール内部を再設計することで、さらなる薄型化を実現した。

●広告でも「薄い厚さ」を強調

三星電子はギャラクシーZフォールド・フリップ7の広告(写真)でも薄さを強調している。三星電子が9日、公式TikTokアカウントで公開した両製品の広告映像8本の総再生数は14日午前現在、約387万回に達する。女性の服の青い横縞にギャラクシーZフォールド7を重ねても携帯電話であることに気が付かなかったり、青い蛍光ペンを塗った後、フォルダブルフォンを横に置いて薄さを強調したりといった演出がされている。

ギャラクシーZフォールド・フリップ7の事前予約は15日から21日まで1週間行われる。公式発売は25日。ギャラクシーZフォールド7は保存容量256GB(ギガバイト)モデル237万9300ウォン、512GBモデル253万7700ウォンで、1TB(テラバイト)は293万3700ウォンだ。ギャラクシーZフリップ7は256GBが148万5000ウォン、512GBが164万3400ウォンだ。両製品とも、事前予約顧客は256GBモデルを512GBモデルに無償アップグレードすることができる。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com