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「奇誠庸が性暴力」主張した後輩に1億ウォンの賠償命令

「奇誠庸が性暴力」主張した後輩に1億ウォンの賠償命令

Posted July. 10, 2025 08:50,   

Updated July. 10, 2025 08:50


プロサッカー選手の奇誠庸(キ・ソンヨン、36)から性暴力を受けたと主張した小学校時代の後輩らに対し、奇氏に総額1億ウォンを支払うよう命じる1審判決が言い渡された。警察は以前、奇氏に対する性暴力疑惑について「嫌疑なし」と判断し、証拠不十分を理由に不起訴処分としていた。

9日、ソウル中央地裁民事14部(鄭夏廷部長判事)は、奇氏が小学校輩のA氏とB氏を相手に起こした5億ウォンの損害賠償請求訴訟で、原告一部勝訴の判決を言い渡した。判決は、A氏とB氏が共同で奇氏に1億ウォンを支払うよう命じるものだった。

後輩二人は、全羅(チョルラ)南道の小学校でサッカー部に所属していた2000年1月から6月ごろ、奇氏を含む先輩らから性暴力を受けたと、2021年2月に主張した。これに対して奇氏は、潔白を訴えてA氏とB氏を名誉毀損(虚偽事実の摘示)で告訴するとともに、5億ウォンの損害賠償を求める訴訟も提起するなど、法的対応に乗り出した。

奇氏が起こした損害賠償請求訴訟は、2022年3月に初めて審理が行われた。しかし当時の裁判部は「性暴力疑惑に関する警察の捜査結果を見て判断したい」として審理を一時中断した。その後、2023年8月、警察は奇氏の性暴力疑惑について証拠不十分との理由で「嫌疑なし」の判断を下し、不起訴処分とした。これを受け翌年に裁判が再開された。ただし警察は、奇氏が2人を名誉毀損で告訴した件についても証拠不十分とし、同様に不起訴処分とした。

A氏とB氏も奇氏側を相手取り損害賠償訴訟を提起したが、1審・2審ともに敗訴した。当時2人は、奇氏側の弁護士が自らの暴露を「国民を欺く詐欺劇だ」と表現したことを名誉毀損または侮辱だと主張し、2億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こしていた。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com