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猛暑続き全国で火災が38%増加、消防庁は「警戒」警報発令

猛暑続き全国で火災が38%増加、消防庁は「警戒」警報発令

Posted July. 05, 2025 08:49,   

Updated July. 05, 2025 08:49


全国に火災危険警報の「警戒」段階が発令された。最近、猛暑が続く中、一日の火災発生件数が約38%ずつ増加しているためだ。

消防庁は、4日午前10時を期して、全国に火災危険警報の警戒段階を発令すると発表した。今回の措置は、先月29日に今年初の猛暑特報発効後、猛暑が続き、火災発生件数が急増して出された先制的措置だ。特報発効後(6月29日~7月2日)の1日平均火災発生件数は、98件と集計されている。これは、特報発効直前の10日間(6月19~28日)の1日平均71件に比べて38%増えた数値だ。

火災危険警報は、気象状況と主要行事の開催などにより、「注意・警戒・深刻」の段階で発令される。警戒段階が発令されれば災害放送を行いし、火災予防対策が盛り込まれた緊急携帯メールを発送する。また、老朽化したマンションと多重利用業者など、重点管理対象に対する安全管理を増やす。地方自治体と電力機関などの協力体系が強化される。消防庁のホン・ヨングン火災予防局長は、「猛暑が続く中、冷房機器の過度な使用と老朽化した電気設備の結合は、電気火災のリスクを急激に高めている」とし、「マルチタップの過負荷またはタコ足式電気使用などは必ず避け、使わない電子機器の電源は、コンセントから分離する生活習慣が切実だ」と強調した。


オ・スンジュン記者 ohmygod@donga.com