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1000ゴール目指す「不惑」のロナウド、食卓に並ぶのは鶏胸肉とサラダだけ

1000ゴール目指す「不惑」のロナウド、食卓に並ぶのは鶏胸肉とサラダだけ

Posted July. 04, 2025 09:32,   

Updated July. 04, 2025 09:32


世界的なサッカースター、クリスティアーノ・ロナウド(40・ポルトガル)から「うちで一緒に食事しないか」と誘われたら、誰しもまずこう思うだろう。豪勢なごちそうの中で何から手をつけるべきか。あるいは、顔を真っ赤にして英タブロイド紙の1面を飾るようなスター選手のように、盛大なパーティーが待っているのではと。

しかし、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のマンチェスター・ユナイテッドでロナウドと一緒にプレーした元フランス代表、パトリス・エヴラ(44)の話を聞けば、期待はあっさりと裏切られる。「ロナウドに食事に招かれて家に行ったら、出てきたのは鶏の胸肉とサラダだけだった。ジュースすらなく、水しか出なかった」。

パサついた鶏胸肉で空腹を満たしたエヴラに、ロナウドがかけた言葉は「さて、庭に出てボールを蹴ろう」だったという。英テレビ局でこのエピソードを語ったエヴラは、冷たいもてなしに文句を言う代わりに「こうしたライフスタイルこそがロナウドをスターにした」と称賛した。食べたい欲、遊びたい欲を徹底的に抑えること、それがロナウドのアイデンティティだという。

ポルトガルのメディアによると、心拍数など複数のデータを総合して算出されたロナウドの「身体年齢」は、今年で28.9歳だという。高タンパク・高栄養の食生活への徹底したこだわり、週5回以上、1日4時間に及ぶフィットネスジムでのハードなトレーニングがもたらした成果だ。

プロサッカー選手の平均引退年齢は35歳とされる中、ロナウドは「不惑」の年齢でも衰えを見せない。昨シーズン、サウジアラビアのアル・ナスルで41試合に出場し、35ゴールを記録。ポルトガル代表でもなお主力として活躍しており、2024~25年の欧州サッカー連盟(UEFA)ネーションズリーグでは8得点を挙げ、チームを優勝に導いた。

「最も重要なゴールは、次の試合で決めるゴールだ」。未来志向の考え方が、ロナウドをなおも走らせている。昨年、ロナウドが明かした今後の夢は「通算1000ゴールの達成」。現在938ゴールに達しており、あと62ゴールが必要だ。

米プロバスケットボール(NBA)の「キング」、レブロン・ジェームズ(41・LAレイカーズ)の「ロングラン」の秘訣も似ている。彼は個人トレーナーの雇用やリカバリー機器の導入など、身体の管理に毎オフシーズンで20億ウォン超を投資している。新人時代にはハンバーガーやピザが好物だったが、20代半ば以降はほとんど口にしていない。NBAファイナルで4度の優勝を果たし、通算得点は史上最多の4万2184点。コンディションを維持してきた大きな理由の一つは、「息子とコートに立つ」という夢だった。

昨年、長男ブロニー(21)がレイカーズに入団し、ジェームズはNBA史上初の「親子同時出場」の記録を打ち立てた。さらにもう一つの優勝リングを狙うジェームズは、史上最多となる23シーズン目の開幕を目前に控えている。

生物学的な年齢は、引き際を決める絶対的な要素なのだろうか。ロナウドやジェームズに尋ねれば、きっと「ノー」と答えるだろう。「GOAT「(史上最高の選手)を目指すレースで、同世代の選手たちは次々と姿を消していったが、ロナウドとジェームズはいまも走り続けている。あたかも、時間に逆らうかのように。