
昨年12月3日の「非常戒厳」当時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官に、「戒厳軍が足りない。1千人は(国会に)送るべきだった」という趣旨の発言をしたという法廷証言が出た。
ソウル中央地裁刑事合議25部(裁判長=池貴然部長判事)は16日、内乱首謀などの容疑で起訴された尹氏に対する第7回公判を行った。同日の裁判には、非常戒厳当時、金氏を補佐したキム・チョルジン国防部軍事補佐官が証人として出廷した。
検察側が、「尹前大統領と金前長官が合同参謀本部内で交わした会話を聞いたことがあるか」と尋ねると、キム氏は、「尹前大統領が『国会に何人送ったのか』と金前長官に尋ねると、『500人ほど』と答えた。すると、『ほら、足りないじゃないか。1千人送るべきだった。これからどうするんだ』と言った」と証言した。
尹氏は休廷後に裁判所を出る際、特検への出席意思などを問う取材陣に、「いや、ちょっとあの人たちを見ることができるように、前をふさがないでもらえませんか」と言った。支持者たちを見ることができるようにとのことだった。
一方、「内乱特検」を担当する趙垠奭(チョ・ウンソク)特別検察官は15日、次長検事と部長検事9人の派遣を大検察庁に要請したと明らかにした。要請名簿には、張俊浩(チャン・ジュンホ)春川(チュンチョン)地検次長検事(司法研修院33期)、キム・スホン・ソウル南部地検金融調査第1部長(35期)、朴香澈(パク・ヒャンチョル)ソウル西部地検食品医薬調査部長(36期)、朴智勲(パク・ジフン)ソウル北部地検刑事第5部長(37期)をはじめ、金鍾佑(キム・ジョンウ)次長検事(33期)ら非常戒厳特別捜査本部の指揮部も含まれているという。
ただし、大検察庁はまだ派遣検事を確定していない状態だ。尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の事件を捜査している閔中基(ミン・ジュンギ)特別検察官も15日、特検補佐候補8人を大統領室に推薦した。海兵隊のチェ上兵関連事件を捜査している李明鉉(イ・ミョンヒョン)特別検察官は、「(特検補佐の人選作業が)一部は決まっているが、引き続き進行中だ」と述べた。
各特別検察官が大統領室に特検補佐を推薦すると、李在明(イ・ジェミョン)大統領は5日以内に任命しなければならない。特検補佐が任命されると、各特別検察官は大検察庁、高位公職者犯罪捜査処などと検事の派遣を最終調整する。
ソン・ジュンヨン記者 ホ・ドンジュン記者 hand@donga.com






