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サッカー韓国代表、16年ぶりの「W杯予選無敗」に挑戦

サッカー韓国代表、16年ぶりの「W杯予選無敗」に挑戦

Posted June. 10, 2025 08:06,   

Updated June. 10, 2025 08:06


11大会連続でワールドカップ(W杯)本大会出場を決めた韓国代表が、16年ぶりとなるW杯予選無敗突破に挑戦する。

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(56)率いる韓国代表は、10日午後8時、ソウルW杯競技場でクウェートと2026年北中米W杯アジア3次予選B組の最終戦となる第10戦を行う。韓国は6日の第9戦でイラクに2-0で勝利し、勝ち点19(5勝4分)でグループ首位をキープ。グループ2位までに与えられる本大会出場権を獲得した。残り1試合を残して3位イラク(勝ち点12)との勝ち点差を7に広げたからだ。

韓国はクウェートと引き分けても、3次予選B組1位通過が決まる。9日時点で2位ヨルダンの勝ち点は16。2次予選(5勝1分)を含め予選15試合連続で無敗(10勝5分)を維持している韓国は、2009年6月に終了した2010年南アフリカW杯アジア予選以来、16年ぶりに無敗での予選突破を目指す。当時、韓国は南ア大会の3次予選と最終予選で計7勝7分けを記録し、本大会出場を果たした。

3次予選9試合で1勝も挙げられなかったクウェート(5分4敗)は、すでにグループ最下位(6位)が確定している。洪監督は、クウェート戦では2000年以降生まれの若手を積極的に起用する構えだ。「若手の可能性を試してみたい」と話した。

3次予選7試合に途中出場し、3ゴールを挙げているFW呉賢揆(オ・ヒョンギュ、24、ヘンク)、1ゴール2アシストを記録しているMF裵峻浩(ペ・ジュンホ、22、ストーク・シティ)らの先発出場に注目が集まっている。

サッカー韓国代表の応援団「レッドデビルズ」は、クウェート戦で観客と共にカードセクション応援を行う。カードに描かれるスローガンは「WE대한(デハン)」。11大会連続のW杯本大会出場は、選手とファンが一体となって成し遂げた偉業であるという意味が込められている。


鄭允喆 trigger@donga.com