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エバーランド開発の「庭園用バラ」が日本へ初輸出

エバーランド開発の「庭園用バラ」が日本へ初輸出

Posted May. 22, 2025 08:45,   

Updated May. 22, 2025 08:45


 

三星(サムスン)物産のリゾート部門のエバーランドが独自に開発したバラの新品種「パフュームエバースケープ」を、日本に輸出する。韓国企業が開発したバラが海外に出るのは初めて。三星が韓国産バラ品種の開発に乗り出してから12年ぶりのことであり、三星の李秉喆(イ・ビョンチョル)創業者が1976年、はげ山だったエバーランド(龍仁自然農園)の敷地にバラ3500本を植えてバラ園を造成してから49年ぶりのことだ。

21日、三星物産によると、今回日本に進出するパフュームエバースケープは、耐寒・耐暑性、連続開花性、香りなどで高い評価を受け、2022年の日本世界バラ大会で4部門を総なめした。これをきっかけに、今回の日本への輸出が可能になった。

これまで花束用の切花のバラは、海外進出事例があった。しかし、土壌で育てる庭園用のバラは、気温の変化と病害虫への強い耐性が無ければならないため、海外進出が容易ではなかった。特に新品種は、開発期間が少なくとも10年が必要だと言われていた。

今回のエバーランドのバラ新品種の輸出は、李秉喆創業者のバラに対する格別な愛情が生んだ結実だという解釈も出ている。三星の過去の資料写真には、野山に直接バラの苗木を植える李創業者の姿が含まれている。また、李創業者は1956年、三星グループの成長の土台になった第一(チェイル)毛織が工場で初めて糸(毛絲)を紡ぎだした時、糸の名前を「バラ」と名付けていた。エバーランドの関係者は、「今回の『Kバラ』の輸出は、李創業者の『文化報国』の精神が代を継いで結実を結んだものだ」と説明したりもした。

エバーランドは2013年から、2万回以上の人工交配を通じて、計40種類の新しいバラ品種を開発してきた。病害虫と気温の変化に強く、春から秋まで美しく香り高い花を咲かせるバラを作るためだ。バラの新品種の開発を主導してきたエバーランドのハ・ホス・プロは、「今後、バラの本場である欧州と米州市場への進出も準備する計画だ」と明らかにした。


イ・ミンア記者 omg@donga.com