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シーズン序盤不振のユン・イナ、トップ10が抜けたメキシコ大会は転機になるか

シーズン序盤不振のユン・イナ、トップ10が抜けたメキシコ大会は転機になるか

Posted May. 21, 2025 15:04,   

Updated May. 21, 2025 15:04


シーズン序盤に苦戦している米女子ツアー(LPGA)の「ルーキー」ユン・イナ(22)が女子ゴルフ世界ランキング「トップ10」が全員抜けたメキシコ大会で巻き返しを狙う。

ユン・イナは23日からメキシコのプラヤ・デル・カルメンにあるエル・カマレオン・ゴルフコース(パー72)で開かれるLPGAツアーのメキシコ・リビエラ・マヤオープンに出場する。

世界1位のネリー・コルダ(米国)はじめ10位内に名を連ねているユ・ヘラン(5位)、金孝周(キム・ヒョジュ=7位)、高眞榮(コ・ジンヨン=9位)など上位10位の選手は1人も出場しない。上位ランカーたちは30日から始まる今季メジャー第2戦の全米女子オープンを控えてコンディション調整に取り組んでいる。世界ランキング20位以内に範囲を広げても、15位のチャーリー・ハル(イングランド)、17位の竹田麗央(日本)の2人だけが出場する。

ユン・イナにはむしろ良い機会だ。昨年、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの大賞と賞金王、最少ストローク賞の3冠に輝いたユン・イナだが、シーズン序盤は期待ほどの成績を出せていない。21日現在、8大会に参加して半分の4度も予選落ちした。トップ10入りは一度もない。4月に行われたJMイーグル・LA選手権での16位タイが最高成績だ。

今月開かれたブラックデザート選手権とみずほアメリカズオープンでも予選落ちしたユン・イナとしては、はるかに軽い気持ちで大会に臨むことができる。新人賞部門8位(108点)に転落しているユン・イナにとっては、大会を通じて自信を取り戻すことが重要だ。

ユン・イナを含めて金世煐(キム・セヨン)、崔慧珍(チェ・ヘジン)、シン・ジウン、イ・ソミ、田仁智(チョン・インジ)、朴城炫(パク・ソンヒョン)、イ・ジョンウンら15人の韓国選手が出場する。LPGAツアーがメキシコで開かれるのは2017年のロレーナ・オチョア・インビテーショナル以来8年ぶりだが、当時の大会優勝者は金世煐だった。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com