
ビル・クリントン元米大統領が非公式日程で訪韓し、MBKパートナーズの金秉奏(キム・ビョンジュ)会長に会うことが分かった。
20日、投資銀行(IB)業界によると、クリントン氏と金氏はソウルの某所で会う予定だ。金氏は17日午後、英国ロンドンから帰国したが、これもクリントン氏との会談のためだという。クリントン氏と金氏が会う理由や目的などは知られていない。
クリントン氏は、大統領任期中に3度にわたって韓国を訪問したが、以後公式訪問はなかった。今回の訪韓も、クリントン氏のソーシャルメディア(SNS)アカウントやクリントン財団などの公式チャンネルを通じて事前に公表されなかった。SNSにソウル鍾路区光化門(チョンノグ・クァンファムン)付近でクリントン氏を目撃したという目撃談と写真などが上がってきて「突然」の訪韓事実が知らされた。
一方、金氏はホームプラスが格付けの下落を予想しても、大規模な短期債券を発行したという疑惑で検察から捜査を受けている。検察は17日、仁川(インチョン)国際空港から入国した金氏に対し、家宅捜索令状を執行し、出国停止措置を取ったという。
ホン・ソクホ記者 will@donga.com