Go to contents

9ヵ国が参加する聞慶ソフトテニス、きょう開幕

9ヵ国が参加する聞慶ソフトテニス、きょう開幕

Posted May. 03, 2025 08:45,   

Updated May. 03, 2025 08:45


NH農協銀行が第103回東亜(トンア)日報旗全国ソフトテニス大会女子団体戦3連覇に挑戦する。

今大会は、韓国や日本など9ヵ国から118チーム、1000人あまりが参加して3日、慶尚北道聞慶(キョンサンブクド・ムンギョン)の国際ソフトテニス場で開幕する。1923年、全朝鮮女子庭球大会で始まった東亜日報旗大会は、国内のスポーツ大会の中で最も長い歴史を誇る。

今大会の最大の関心は、NH農協銀行が女子団体戦3連覇を達成できるかどうかだ。NH農協銀行は2023年と昨年に2年連続で優勝し、同大会通算40勝を挙げた。NH農協銀行は、女子シングルス代表に選ばれたイ・ミンソン(27)とウソク女子高のエース出身のファン・ジョンミ(19)を前面に出して、今年も優勝を目指している。NH農協銀行が今大会で3連覇以上を達成したのは2014年が最後だ。NH農協銀行のユ・ヨンドン監督は「年間で最重要大会なので、選手たちの意気込みは格別だ」とし「今年を最後に引退するイ・ミンソンに期待をかけている。責任感を持って大会3連覇に成功し、有終の美を飾ってくれると信じている」と話した。

NH農協銀行と優勝を争うとみられているチームは安城(アンソン)市庁。安城市庁は今年、以前の2大会でNH農協銀行と団体戦決勝で対戦し、2回とも勝った。8人の選手のうち半分の4人が代表メンバーの安城市庁は、今大会女子シングルスの最有力優勝候補であるキム・ユジン(26)を前面に出して、NH農協銀行の3連覇を阻止するという覚悟だ。ソフトテニスの発祥の地、日本の強豪チームであるワタキューセイモアもダークホースに挙げられる。

男子団体戦では2年連続準優勝に止まった水原(スウォン)市庁が3年ぶりの頂上奪還を狙う。水原市庁は2022年の第100回大会で優勝したが、2023年と昨年は相次いで決勝で苦杯をなめた。今年に参加した大会でまだ優勝がない水原市庁は「エース」キム・ジンウン(35)を前面に出して優勝を狙う。水原市庁のイム・ギョソン監督は「2年連続で準優勝した選手たちが今年の東亜日報旗大会では必ず優勝すると意気込んでいる」と言い、「特に今大会にワタキューセイモアの男子チームも出場する。3月の広島大会準々決勝でワタキューに敗れたので、今大会で必ず雪辱したい」と話した。

実業団の男子外国人選手第1号の水原市庁の船水颯人(28・日本)がどんな活躍をみせるかも関心事だ。船水は「天皇杯」と呼ばれる日本選手権と「皇后杯」と呼ばれる全日本ソフトテニス大会で4回も優勝した強豪だ。船水は、「2年前の東亜日報旗大会男子ダブルスで優勝した。今年は団体戦を含め、自分が参加するすべての種目で優勝したい」と話した。韓国ソフトテニス実業チームの外国人選手第1号だった淳昌郡庁の林田リコ(26・日本)は昨年、女子シングルスと女子ダブルス、混合ダブルスで優勝し、3冠に輝いた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com