
LIVゴルフコリア「オープニングドライブパーティー」が開かれた先月30日夕方、仁川(インチョン)にあるホテル。アップテンポのポップソングが鳴り響く中で、LIVゴルフを代表するスタープレイヤー、ブライソン・デシャンボ(32・米国・写真)がパーティー会場に現れた。LIVゴルフ史上初の韓国大会開幕を2日後に控えて開かれたイベントは、選手たちとゴルフ界の関係者たちが交流する場だ。
選手たちにイベントへの参加が義務付けられているわけではない。しかし、デシャンボは1時間以上会場を回りながら会話を楽しみ、殺到する写真撮影の要請に快く応じた。デシャンボは同日、東亜(トンア)日報に対して「韓国のゴルフファンに会うことを考えるとわくわくする。韓国のバーベキューも本当においしい」と笑った。
米男子ツアー(PGA)で通算9勝を収めたデシャンボは2022年、サウジアラビア政府系ファンドが支援するLIVゴルフに移籍した。当時、デシャンボは1億2500万ドル(約1790億ウォン)の契約金を受け取ったという。デシャンボはLIVゴルフに移籍した後も抜群の技量を発揮し、昨年メジャー戦の全米オープンで優勝し、グローバルマーケティングに集中しているLIVゴルフの「玉」になった。今年のマスターズトーナメントでもローリー・マキロイ(36・北アイルランド)とともに決勝ラウンドを回り、5位タイで大会を終えた。
「クラッシャーズGC」チーム所属で韓国大会に出場するデシャンボは、「韓国ファンがLIVゴルフ選手の実力と特別なシステムを見れば感心するだろう。前例のない、たった一つだけの新しい経験をお届けしたい」と語った。
LIVゴルフはPGAツアーと違って、予選落ちなしに3ラウンド試合(54ホール)がショットガン方式(各ホールで同時にスタートする方式)で行われる。アップテンポの音楽が流れる中、選手たちは個人戦と団体戦で争う。デシャンボは「LIVゴルフが夢見る革新は10年単位の長い旅程だ。LIVゴルフの新しいアプローチが他のツアーにも徐々に広がると思う」と話した。
デシャンボはPGAツアーでプレーする時、筋肉量を増やす「バルクアップ」に集中して体重を110キロまで増やしてはとんでもない飛距離を披露し、「超人ハルク」とも呼ばれた。LIVゴルフ移籍後、負傷防止のために16キロを減らしたが、飛距離は相変わらずだ。今シーズンのLIVゴルフでドライバー飛距離1位(平均332ヤード)を守っている。デシャンボは、韓国大会が開かれる仁川(インチョン)市にあるジャック・ニクラスGCの攻略に自信を示した。初来韓のデシャンボは、「韓国のゴルフ場は空中でのボールの動きが大きいようだ。風を避けてボールを低く送るプレーがうまくいけば、良い結果が出ると思う」と話した。
デシャンボは「フィールドの物理学者」というニックネームも持っている。大学で物理学を専攻し、グリーンの傾斜などを数学的に計算してパットしたり、一貫したスイングのためにシャフトの長さが同じアイアンセットも作った。自身のユーチューブチャンネルを通じて日常やゴルフ映像を公開し、ファンとも積極的に交流している。デシャンボは「新しくてユニークな方法でゴルフを伝えられるのは、素晴らしいことだ」と話した。
デシャンボは韓国人としては初めてLIVゴルフに合流したチャン・ユビン(23)については「恐ろしいライバルに成長できる選手」と期待感を示した。デシャンボは2日から4日までの今大会で、LIVゴルフ通算3度目の優勝に狙う。
鄭允喆 trigger@donga.com






