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リディア・コ、「親友」ダニエル・カンのキャディバックを担いだ

リディア・コ、「親友」ダニエル・カンのキャディバックを担いだ

Posted May. 01, 2025 09:03,   

Updated May. 01, 2025 09:03


昨年パリ五輪女子ゴルフ金メダリストで現在世界ランキング3位のリディア・コ(28・ニュージーランド)が自分のゴルフクラブを置いて他人のキャディバッグを担いだ。親友のダニエル・カン(32・米国)の全米女子オープン予選を助けるためだった。

米ゴルフ専門メディア「ゴルフウィーク」は30日、「リディア・コが米女子ツアー(LPGA)の今季メジャー初戦であるシェブロン選手権が終わると、友人ダニエル・カンのキャディを務めるため全米女子オープン予選会に駆けつけた」と伝えた。テキサス州ウッドランズで大会を終えたリディア・コは、全米女子オープン予選会が行われたカリフォルニア州サンフランシスコに向かった。

カンは2017年のメジャー戦「KPMG全米プロゴルフ選手権」を含めLPGAツアーで6勝を挙げた選手だ。しかし、最近不振が続き、世界ランキングが389位まで落ちた。29日からウィスコンシン州エリンヒルズで開かれる全米女子オープンに出場するためには、予選の壁を越えなければならなかった。同じ韓国系のコとカンは以前、ダブルス戦であるダウ選手権にペアを組んで出場するなど親しい仲だ。

コのアシストにもかかわらず、カンは2日間74打と73打を打ち、13位タイで全米女子オープン出場権を獲得することはできなかった。2018年の同大会で4位になったこともあるカンは、2010年から続いている同大会連続出場記録にも終止符を打つことになった。

全米女子オープンはコにとっても重要だ。2015年のエビアン選手権と2016年のANAインスピレーション(現シェブロン選手権)、昨年のAIG女子オープンで優勝したコが同大会でトップに立つと、キャリアグランドスラムを達成することになる。LPGAツアーは、5大メジャー戦のうち4大会で優勝すればグランドスラム達成が認められる。


姜泓求 windup@donga.com