
与党「国民の力」の大統領選候補を選ぶ党内予備選の第1回グループ別討論会が19日と20日に開かれ、「反弾派」(弾劾反対派)と「賛弾派」(弾劾賛成派)の候補たちが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の弾劾責任をめぐって衝突した。
20日、ソウル江西区(カンソク)のASSAアートホールで開催されたBグループ討論会では、反弾派の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員と李喆雨(イ・チョルウ)慶尚北道(キョンサンプクト)知事、洪準杓(ホン・ジュンピョ)前大邱(テグ)市長、賛弾派の韓東勲(ハン・ドンフン)前代表が、非常戒厳と尹氏の弾劾をめぐって舌戦を繰り広げた。韓氏は討論で、「わが党から出た大統領がしたことだとしても、非常戒厳は違法だと考え、率先して阻止した」とし「戒厳には反対だが軽微な過ちにすぎないと考えることは、広い意味で戒厳擁護だ」と述べ、反弾派に向けて口火を切った。これに対し、洪氏は「(非常戒厳は)実質的な被害のない2時間のハプニング」としながらも、「(大統領が)政治的責任を取って自ら辞任すべきだ。もうこれ以上統治するのは難しいのではないか、という話をした」と述べた。羅氏は、「韓氏が内乱扇動弾劾をしたせいで、結局このような事態になったのではないか」と反論した。李氏も「大統領が何の内乱なのか」と述べた。

前日に開かれたAグループ討論会でも、弾劾の責任をめぐる攻防が繰り広げられた。賛弾派の安哲秀(アン・チョルス)議員は、「尹前大統領の弾劾後、閣僚として国民に謝罪したか」と反弾派の金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官に質問した。これに対し、金氏は、「私はむしろ『大統領がなぜ戒厳をしたのか』を見る。最大野党「共に民主党」の30回にのぼる弾劾のせいだ」と反論した。
一方、尹氏が19日、「ユン・アゲイン(Yoon Again)新党」創党を発表して保留した金桂利(キム・ゲリ)、裵義哲(ペ・ウィチョル)氏ら弾劾審判法律代理人団に会ったことが公開された。ある親尹系(尹錫悦氏系)の議員は、「尹前大統領の行動は、予備選を行っている党には完全にマイナスだ」とし「尹前大統領が民主党の李在明(イ・ジェミョン)前代表を大統領選挙で有利にしている」と話した。
金聖模 mo@donga.com






