
「マスターズ優勝おめでとう。優勝トロフィーを持ってうちのホーム球場に来てほしいです」
イングランド・プレミアリーグの名門クラブ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のルベン・アモリム監督(40・ポルトガル)は17日、クラブのソーシャルメディア(SNS)を通じて、今年の米男子ツアー(PGA)メジャー戦のマスターズで優勝したローリー・マキロイ(36・北アイルランド)を本拠のオールド・トラフォードに招待した。マキロイは14日に終わったマスターズで17回目の挑戦の末、初優勝を果たし「キャリアグランドスラム」(4大メジャー戦で優勝)を達成した。
アモリム氏は、マキロイの優勝を祝福しながら「多くの人が不可能だと思った驚くべきことを成し遂げたあなたが重要な瞬間に置かれている私たちのスタジアムを訪問してエネルギーを伝えてほしいです」と話した。マンUはイングランドのトップリーグ最多優勝(20回)チームだ。しかし、今シーズンは深刻な不振に苦しみ、17日現在プレミアリーグ20チームのうち14位につけている。
マキロイはマンUの熱烈なファンとしても有名だ。2014年の全英オープンで優勝した後、優勝トロフィーの「クラレットジャグ」(銀製やかんの形をした優勝トロフィー)を持ってオールド・トラフォードを訪問し、大きな拍手を受けた。当時、マキロイは「子供の頃、マンUに憧れて家の裏庭でサッカー練習をしたりした。そのうち、自分はサッカーよりはゴルフの方が上手でることに気付いた」と話した。
マキロイは今回のマスターズ優勝直後に開かれた記者会見で、取材陣から「グリーンジャケットを着てオールド・トラフォードを訪問する用意があるか」という質問を受けた。これに対し、マキロイは「オールド・トラフォードを訪問してマンUがより良いプレーをすることにインスピレーションを与えたい」と答えた。
鄭允喆 trigger@donga.com