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「爆撃を受けた戦場のようだ」 観光都市バンコクで高層ビルが崩壊

「爆撃を受けた戦場のようだ」 観光都市バンコクで高層ビルが崩壊

Posted March. 31, 2025 07:59,   

Updated March. 31, 2025 07:59


30日(現地時間)午後、訪れたタイの首都バンコクの観光名所チャトゥチャック市場近くの「会計検査院ビル」の崩壊現場は、精密爆撃を受けた戦場を連想させた。周辺の他の建物は大きな問題がないように見えたが、33階建てで当時建設工事が進められていたこの建物だけが崩れ落ちたからだ。

28日午後、ミャンマー第2の都市マンダレーを襲ったマグニチュード7.7の地震の影響で崩壊したこの建物は、今回の地震がいかに強力であったかを象徴的に示している。まだ埃が立ち込める現場では、無人機(ドローン)、探知犬、クレーン、掘削機などを動員したタイ政府の捜索活動が行われていた。現場作業員約400人のうち少なくとも8人(地震による全体の死者は17人)が死亡し、83人が行方不明になった。周辺を通りかかった外国人観光客は、「世界的な観光地であるバンコクで、こんな恐ろしいことが起こるとは思わなかった」と話した。

ミャンマー出身の建設労働者で、当時建設現場にいたコ・ミン・チョさんは、英BBCに地震の瞬間を振り返り、身を震わせた。彼は「3階の足場から飛び降りた。落ちたとたん『ドン』という轟音が鳴り、建物が崩れ落ちた」と語った。

震源地であるミャンマーは状況がさらに深刻だ。ミャンマー軍事政権は29日、声明を通じて、今回の地震で1644人が死亡したと発表した。米地質調査所(USGS)は、死者が1万人を超える可能性が71%に達すると分析した。


バンコク=イム・ヒョンソク記者 ホン・ジョンス記者 .lhs@donga.com