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ロシアが「30日間停戦案」を拒否、ウクライナの要衝を奪還

ロシアが「30日間停戦案」を拒否、ウクライナの要衝を奪還

Posted March. 18, 2025 07:41,   

Updated March. 18, 2025 07:41


トランプ米大統領が18日(現地時間)、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、「ウクライナ戦争」の終戦案について議論する予定だ。最近、米国とウクライナが合意した「30日間停戦案」を事実上受け入れなかったプーチン氏が、停戦または終戦に前向きな反応を示すかどうかが注目されている。ただし、ロシア軍はウクライナ軍が占領していたクルスク州で最近、波状攻勢を展開し、要衝のスジャを奪還したとされている。不利な状況に直面しているウクライナのゼレンスキー大統領は、参謀総長を交代するなどして雰囲気の刷新を図った。

トランプ氏は17日(現地時間)、フロリダ州の私邸「マール・ア・ラーゴ」からワシントンのホワイトハウスへ戻る専用機内で、「火曜日(18日)までに発表することがあるか見てみる。火曜日にプーチン氏と電話会談を行う予定だ」と述べた。また、「週末に多くの仕事をした。あの戦争を終わらせられるかやってみたい。できるかもしれないしできないかもしれないが可能性は十分ある」と付け加えた。

ウクライナとロシア間の停戦交渉で議題となり得る事項についても言及した。トランプ氏は「双方間で特定の資産を分けることについて話し合っている」と述べ、「領土や発電所がロシアとウクライナ間の協議の焦点となっている」と語った。発電所は、ロシア軍が占領しているウクライナ国内の原子力発電所を指すとみられる。18日に予定されている両首脳の電話会談について、AP通信は、「紛争の転換点となり得るほか、トランプ氏が米国の外交政策を引き続き再調整する機会となり得る」と診断した。

米ロ首脳が終戦に向けた対話を進める中、ウクライナはこれまで「交渉カード」としてきたロシア本土クルスク州の占領地をほとんどロシアに明け渡したという。特にウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ軍は16日、スジャから完全撤退したことを示す戦場地図をソーシャルメディアに投稿し、劣勢を事実上認める形となった。ウクライナはドンバス地域など東部戦線でも苦戦を強いられていると、AP通信は報じた。

不利な状況に追い込まれたウクライナは、東部戦線対応を指揮してきたアンドリー・フナトウ参謀次長を新参謀総長に任命し、雰囲気の刷新を図った。ウクライナ大統領府は16日、公式ウェブサイトでゼレンスキー氏がフナトウ氏をウクライナ軍参謀総長に任命したと発表した。新参謀総長のフナトウ氏は、ロシア軍から南部ヘルソン地域を奪還する際に主導的な役割を果たした人物として知られている。昨年6月に統合軍司令官、今年1月に参謀次長に任命された。ウクライナのウメロウ国防相はフェイスブックを通じて、「彼は海兵旅団や東部作戦司令部、ウクライナ統合軍を指揮するなど、27年間の軍経験を持つ人物だ」と述べ、「変化は続き、勝利のために軍をさらに強化していく」と期待を示した。


趙은아 achim@donga.com