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ヘグセス米国防長官、来月韓国訪問を調整

ヘグセス米国防長官、来月韓国訪問を調整

Posted February. 27, 2025 08:45,   

Updated February. 27, 2025 08:45

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ヘグセス米国防長官(写真)が来月、韓国訪問を推進していることが分かった。先月20日の第2次トランプ政権発足後、閣僚級要人が訪韓するのは初めて。ヘグセス氏は、海軍艦艇を建造する韓国の有力造船所を訪問する可能性が高いという。

26日、複数の韓国政府消息筋によると、ヘグセス氏側は、韓米合同軍事演習「フリーダムシールド」が終わった後、来月末頃に訪韓する可能性があると伝えたという。韓国政府消息筋は、「米国の新政権が発足すると、安保関連省庁の長官が同盟国を巡回するが、その一環として日程を調整している」と話した。

第1次トランプ政権が発足した2017年には、マティス国防長官がトランプ大統領就任から約2週間後に訪韓した。当時、米国防長官としては20年ぶりに韓国を最初の訪問国に選び、核指揮統制機「ドゥームズデイ(終末の日)プレーン」に乗って訪韓したマティス氏は、「北朝鮮の核攻撃に対する圧倒的な対応」などの警告メッセージを送った。

特に、ヘグセス氏は今回の訪韓で、韓国の造船会社の訪問を検討していることが分かった。トランプ氏が当選直後に「米国の造船業に韓国の助けと協力が必要」と強調した中、韓国の海軍軍艦建造能力などを直接点検するものとみられる。米上院は今月初め、海軍軍艦を米国以外の韓国など同盟国でも建造できるようにする「海軍・沿岸警備隊準備態勢保障法」を発議した。


孫孝珠 hjson@donga.com