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小学生殺害の教師、犯行当日に凶器や殺害記事を検索

小学生殺害の教師、犯行当日に凶器や殺害記事を検索

Posted February. 20, 2025 09:01,   

Updated February. 20, 2025 09:01


今月10日、勤務していた学校で、キム・ハヌルさん(8)を刺殺した教師のミョン容疑者(48)が、犯行当日、犯行道具と殺人事件関連記事をインターネットで検索していたことが確認された。警察はこのような状況から計画的な犯行の可能性が高いと見て捜査を進めている。

ハヌルさん殺害事件を担当する警察の捜査チームは19日、ミョン容疑者が事件発生日(10日)の数日前から当日まで、犯行道具や殺人事件の記事数件を検索したことが確認されたと明らかにした。11日にミョン容疑者の住居などを家宅捜索した捜査チームは、ミョン容疑者が使用した携帯電話のフォレンジックを通じて、犯行道具に関する検索記録などを確認した。過去にあった殺人事件関連記事を検索していたことも確認された。捜査チームは、ミョン容疑者の携帯電話、自宅のPC1台、学校のPC3台のフォレンジックを終えたという。

このほか、犯行道具の準備過程や関係者の話、通話履歴などから、ミョン容疑者が計画的に犯行に及んだと見て、警察は捜査を進めている。ミョン容疑者は犯行当日の午後、車を運転して学校から2キロほど離れたキッチン用品店で、犯行に使用した凶器を購入した。凶器は刃渡り16センチ、全長28センチだった。

捜査チームは、計画的な犯行の証拠を見つけるため、ミョン容疑者の診療記録や家庭、職場、社会生活など様々な範囲で捜査している。しかし、直接的な犯行動機を確認できる被疑者取り調べは、犯行当日に自白を得た以外に進展がない状況だ。ミョン容疑者は犯行直後に自傷して静脈縫合手術を受け、大田西区(テジョン・ソク)にある大学病院の集中治療室で酸素呼吸器を装着して治療を受けている。捜査チーム関係者は、「当面の取り調べは難しいと思われる。迅速な捜査のためにミョン容疑者の状態を随時確認している」と話した。


金兌泳 live@donga.com