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レイズ加入の金河成「早ければ4月末に復帰」、WS優勝に意欲

レイズ加入の金河成「早ければ4月末に復帰」、WS優勝に意欲

Posted February. 05, 2025 08:36,   

Updated February. 05, 2025 08:36


「負傷中なのに私を信じて良い契約をしてくれた球団に感謝する。 チームがワールドシリーズ(WS)優勝までできるように最善を尽くす」

ゴールドグラブ賞に輝く金河成(キム・ハソン)内野手(30)は4日、オンラインで行われた米大リーグ、タンパベイ・レイズ加入の記者会見で、「早ければ4月末に(試合に)復帰できる」とし、このように語った。レイズは記者会見に先立ち、金河成と2年、最大3100万ドル(約454億ウォン)で契約したと正式発表した。

今回の契約には金河成が今シーズン終了後に残り契約を破棄して自由契約選手(FA)資格を得ることができる「オプトアウト」条項も含まれている。事実上「FA浪人」を念頭に置いた布石だ。

2021年サンディエゴ・パドレスに加入した金河成は、FA資格取得を控えていた昨シーズン中盤までは総額1億ドルを超える大型契約を獲得できると評価された。しかし、8月19日の敵地で行われたコロラド・ロッキーズ戦で投手牽制の時、1塁に戻る途中、右肩を怪我して状況が一変した。金河成は結局、手術を受け、年が変わってから新天地を探し始めた。

韓国プロ野球キウム時代からつけていた背番号「7」が刻まれたユニホームを着た金河成は「契約が遅れたのは全く問題にならなかった。契約は(エージェントの)スコット・ボラスさんがよくしてくれるだろうと信頼して、自分はリハビリだけに集中した」とし、「手術が本当にうまくいったと言っていた。今は投げて打つのに大きな違和感はない状態だ」と話した。

金河成はパドレスで過ごした4年間、大リーグ30チームのうち29チームの本拠地で試合を行った。金河成が試合に出場できなかった唯一の場所がレイズの本拠地トロピカーナフィールドだった。問題はハリケーンにトロピカーナフィールドの屋根が飛ばされたこと。レイズはトロピカーナフィールドから車で30分離れた「ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド」で今シーズン、ホームゲームを行う。元々はニューヨーク・ヤンキースがスプリングキャンプの時に使う球場だ。

復帰後は主力遊撃手を務める予定の金河成は「野球場のコンディションが優秀だと聞いた。メジャーリーグで使う野球場なのだから、管理がよくてきているはず。契約するのに球場が問題にはならなかった。球団も一生懸命準備しているし、試合には支障がないだろう」と話した。


黃奎引 kini@donga.com