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スノボのチェ・ガオンがW杯で銀メダル、「最強」クロエ・キムを猛追

スノボのチェ・ガオンがW杯で銀メダル、「最強」クロエ・キムを猛追

Posted February. 03, 2025 09:19,   

Updated February. 03, 2025 09:20


「スノーボード神童」チェ・ガオン(17、世和女子高)が腰の負傷を乗り越え、国際スキー連盟(FIS)スノーボードワールドカップ(W杯)で2大会連続で表彰台に立った。

チェ・ガオンは2日、米コロラド州アスペンで開かれた2024~2025シーズンFISスノーボード・ハーフパイプW杯第4戦女子決勝で88.75点をマークし2位になった。この日の決勝に出場した8選手のうち、「天才スノーボーダー」のクロエ・キム(25、米国、91.75点)1人だけがチェ・ガオンより点数が高かった。チェ・ガオンは負傷からの復帰戦だった今季第3戦では銅メダルを獲得した。

2022年ジュニア世界選手権チャンピオンのチェ・ガオンは自身初のW杯舞台だった2023~2024シーズン第2戦で優勝し、シニア舞台に着実に根を下ろしつつある。しかし、その翌月、スイス・ロックスで行われた昨シーズン第3戦の決勝を控えた練習途中、腰を痛めて手術を受けた。以後一年近くリハビリに励んでいたが、先月、同じロックスで開かれた今季第3戦で公式戦に復帰した。

チェ・ガオンは「今回のW杯を通じてトラウマを克服し、限界をもう一度乗り越えたようでうれしい。今回の経験で『やればできる』という自信を得た。これからもっと頑張りたい」と話した。チェ・ガオンは、「W杯に専念する」として7日に開幕するハルビン冬季アジア大会には参加しない考えを明らかにしている。

チェ・ガオンの視線は、来年開かれる2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪に向けられている。スノーボード専門家らは、チェ・ガオンが現在の技量を維持すれば、クロエ・キムと優勝争いを繰り広げることができると見ている。韓国系米国人のクロエ・キムは、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪と2022年北京冬季五輪で相次いで金メダルを獲得した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com