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気候同行カード発売から1年、「月3万ウォンの交通費セーブ」

気候同行カード発売から1年、「月3万ウォンの交通費セーブ」

Posted January. 27, 2025 08:41,   

Updated January. 27, 2025 08:41

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ソウル市の公共交通機関の無制限カードである「気候同行カード」が、発売から1年ぶりに一日平均の利用客が60万人を越えた。

26日、ソウル市は、「気候同行カードの活性化カード数は70万枚、累積充電件数は756万件を超えた」と明らかにした。ソウル内の地下鉄やバスなどの公共交通機関をカードで決済する利用者7人に1人は、気候同行カードを使っている。気候同行カードとは、ソウル市が公共交通機関の利用を促進するために作った月額定額無制限利用の統合交通カードだ。

ソウル研究院の分析によると、「気候同行カード」の利用者らは、月平均の交通費約3万ウォンをセーブしている。気候同行カードの使用で月平均約11.8回の乗用車利用を減らし、年間温室効果ガスの排出量を約3万トン削減したことが分かった。ソウル市の関係者は、「気候同行カードは、ソウルだけでなく、京畿道金浦(キョンギド・キムポ)や南楊州(ナムヤンジュ)、九里(クリ)、高陽(コヤン)、果川(クァチョン)地域の地下鉄まで使用先を拡大し、後払いカードの機能も追加するなど、利用者の利便性向上に集中してきた」とし、「7月からは、多子世帯の両親と低所得層を対象に割引も新たに導入される」と説明した。

ソウル市は、気候同行カードの発売1周年を記念して、27日から来月7日まで優秀レビューを書き込んだ365人に対し、チキンとコーラのセットクーポンを贈呈するイベントを行う。また、来月28日までに気候同行カードを持って、ロッテワールドなど全国4つの事業所を訪れる市民に対しは、同伴1人を含めて最大44%の割引特典を提供する。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com