Go to contents

支持者の前で大統領令ショー、バイデン政権の措置を撤回する大統領令に次々と署名

支持者の前で大統領令ショー、バイデン政権の措置を撤回する大統領令に次々と署名

Posted January. 22, 2025 08:38,   

Updated January. 22, 2025 08:38

한국어

20日(現地時間)に行われたトランプ米大統領の就任式行事の「シーンスティーラー」は小さな机だった。トランプ氏が机の前に座ってバイデン前大統領の主要政策を覆す大統領令に署名するたびに、会場内は支持者の歓声に包まれた。このようなトランプ式署名パフォーマンスで、「米国第一2.0」の始まりを象徴的に知らしめた。

トランプ氏は同日、連邦議事堂2階のロタンダホールで行われた就任式を終え、支持者ら2万人が集まったキャピタル・ワン・アリーナに移動した。ここで特有の「ショーマンシップ」が発揮された。「アメリカ合衆国大統領」というネームプレートが貼られた舞台上の机の前に座ると、パリ協定の離脱とバイデン氏の78件の措置の撤回など、8件の大統領令に署名した。トランプ氏は、「バイデン氏がこうすることを想像できるだろうか」と言い、「私はそうは思わない」とムードを盛り上げた。歓声を上げる支持者たちに向かって、署名を終えた後に使用したペンを投げたりもした。

その後、ホワイトハウスの執務室オーバルオフィスに席を移したトランプ氏は、記者たちの質問に答えながら大統領令の署名を再び続けた。記者たちが、「バイデン氏が慣例通り机に手紙を置いていったか」と尋ねると、トランプ氏は引き出しから手紙を取り出し、「ありがとう。数ヵ月間、手紙を見つけられなかったかもしれない」と話した。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com