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尹大統領弁護団に「盧武鉉8人会メンバー」の元憲法裁裁判官ら二人合流

尹大統領弁護団に「盧武鉉8人会メンバー」の元憲法裁裁判官ら二人合流

Posted January. 17, 2025 08:25,   

Updated January. 17, 2025 08:25

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「メンター」である鄭相明(チョン・サンミョン)元検事総長(74・司法研修院7期)と盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の弾劾審判代理人団で棄却決定を引き出した曺大鉉(チョ・デヒョン)元憲法裁判所裁判官(73・7期)が尹大統領の弾劾審判代理人団に加わった。元老級の法曹人が尹大統領の弁護団に加わり、法理争いが激しくなる見通しだ。

憲法裁側は16日、鄭氏と曺氏ら6人の弁護人が尹大統領側の訴訟委任状を提出したと明らかにした。鄭氏と曺氏は、いずれも盧氏の司法研修院同期生(7期)の親睦会である「8人会」のメンバーだ。8人会は、盧氏の司法研修院同期のうち同年代が食事や討論をして交流してできた集まりだという。法曹界では、2人の合流で尹大統領側の弁護団がさらに強化されたと見ている。

曺氏は、ソウル民事裁判所判事を皮切りに、大法院長秘書室長、裁判所行政処人事管理室長など、裁判所内の主要役職を歴任した。退職後、弁護士として活動し、2004年、盧氏の弾劾事件の代理人として参加し、棄却決定を引き出した。その後、当時与党だった「開かれたウリ党」の推薦で05年から11年まで憲法裁判所裁判官を務め、憲法裁史上最も多くの少数意見を示し、「ミスター少数意見」とも呼ばれた。

鄭氏は尹大統領のメンターとして知られている。1994年、大邱地検の初任検事だった尹大統領の最初の部長検事が鄭氏だった。2006年、鄭氏が検事総長だった時、大検察庁中央捜査部が現代(ヒョンデ)自動車の裏金捜査を行った際、中央捜査部1課の研究官だった尹大統領が鄭氏のところに来て、「鄭夢九(チョン・モング)会長を拘束しなければならない」と辞表を提出して推し進めたことは、有名な話だ。鄭氏は尹大統領の結婚式の司式も務めた。尹大統領が検事総長に指名された時は、検事総長推薦委員長だった。

尹大統領側の弁護団は、この2人のほか、金洪一(キム・ホンイル)元放送通信委員長(68・15期)、宋海ウン(ソン・ヘウン)元検事長(65・15期)、宋振昊(ソン・ジンホ)弁護士(53・40期)、李東燦(イ・ドンチャン)弁護士(44・司法試験3回)が、憲法裁に訴訟委任状を提出した。


許桐準 hungry@donga.com