Go to contents

キウムの安佑鎮、柳賢振と金広鉉が「次世代エース」と評価

キウムの安佑鎮、柳賢振と金広鉉が「次世代エース」と評価

Posted January. 13, 2025 08:50,   

Updated January. 13, 2025 08:50

한국어

韓国野球を代表する投手、ハンファの柳賢振(リュ・ヒョンジン、38)とSSGの金広鉉(キム・グァンヒョン、37)が選んだ次世代エースは誰だろうか。両投手は最近公開された引退投手の尹錫珉(ユン・ソクミン、39)のユーチューブチャンネル映像で、「次世代リュ・ユン・キム」を挙げてほしいという質問に、並んでキウムの右腕・安佑鎮(アン・ウジン、26)を挙げた。リュ・ユン・キムは2008年北京五輪、2009年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などで大活躍した投手の柳賢振、尹錫珉、金広鉉の略語だ。3人ともプロ野球のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)出身だ。

金広鉉は、「大谷翔平(31・日本)に勝てる投手は安佑鎮しかいない。先発投手が良ければどんな強いチームと対戦しても勝てるという自信がある」と言い、安佑鎮への期待感を示した。柳賢振もやはり「安佑鎮が確実な1番」として共感を示した。3番目として並んでハンファのムン・ドンジュ(22)を選んだ中で、2番目は柳賢振が三星のウォン・テイン(25)を、金広鉉は斗山の郭彬(クァク・ビン、26)を選んだ。

18年、新人ドラフトでネクセン(現キウム)に1次指名された安佑鎮は、2022年に防御率(2.11)、奪三振(224個)で2冠に輝き、投手部門のゴールデングラブを獲得した。2023年に肘の手術を受け、社会服務要員として兵役中の安佑鎮は、今年9月に召集解除される予定だ。ただ、安佑鎮は徽文(フィムン)高校時代に後輩を暴行した前歴で大韓体育会から代表永久資格停止処分を受けた。2021年の東京オリンピックを含め、各種国際大会で代表に選ばれなかった。

若い打者たちに対する感想も語った。昨年MVPの金倒永(キム・ドヨン、22、KIA)に3打数2安打(1本塁打含む)を許した柳賢振は、「金倒永はコンタクト能力が優れ、足も速いしパワーもある。パワーだけでもがなければあれほど苦労しないと思うけど、本塁打まで良く打っているから投手として打ち取りにくい」と話した。国内で金倒永と李政厚(イ・ジョンフ、27、サンフランシスコ・ジャイアンツ)を相手した金広鉉は、「李政厚はボール球でも安打を記録する。今のところは李政厚が上だ」と評価した。

両投手は並んで選手生活の残りの目標として200勝を挙げた。柳賢振は韓米通算200勝、金広鉉は韓国プロ野球200勝に挑戦する。柳賢振(韓国108勝、米国78勝)は目標まであと14勝、170勝を記録している金広鉉は目標まで30勝を残している。両投手は現在、チームの後輩たちと一緒に日本の沖縄で練習し、早くもシーズン準備に突入した。


姜泓求 windup@donga.com