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教権侵害の通報が1年間で2000件急増、児童生徒処分の1位は「奉仕」

教権侵害の通報が1年間で2000件急増、児童生徒処分の1位は「奉仕」

Posted July. 18, 2024 09:04,   

Updated July. 18, 2024 09:04


 

昨年7月、ソウル瑞二(ソイ)小学校教師死亡事件以降、教権侵害に対する警戒心が高まり、教員たちの教権侵害の通報が急増したことが分かった。ただ、教権侵害が認められた児童生徒たちが最も多く受ける処分は「校内奉仕」と集計され、これに対して「軽い処分だ」という指摘も出ている。

17日、教育部によると、昨年の小中高の教権保護委員会(教保委)の開催件数は5050件で、前年より66%増加した。2019年は2662件が開かれた教保委は、コロナ禍の2020年は1197件に減ったが、2021年は2269件、2022年は3035件に増えた。教育界では、教保委の開催件数が増加傾向であることを考慮しても、1年で2000件以上急増したのは、瑞二小学校事件の影響と見ている。

教権強化のために、教保委を個別学校から地域教育支援庁に移管した今年も、3月28日から6月末までの3ヵ月間、教保委の開催件数は1364件に達した。

今年の教育活動の侵害類型別では、「侮辱・名誉毀損」(27.3%)が最も多く、「教育活動の妨害」(26.2%)、「傷害暴行」(14.9%)などの順だった。教権侵害を加えた主体別では、「児童生徒」による教育活動の侵害が89.3%(1218件)で大半を占めている。保護者による教育活動侵害の割合は10.7%(146件)だった。

教権侵害の児童生徒が最も多く受ける処分は、最も低い段階である「校内奉仕」(28.7%)であり、「出席停止」(26.5%)や「社会奉仕」(18.2%)などの順だった。「転校」は8.9%、「退学」は0.2%だった。

また、昨年9月25日から教員が児童虐待の調査や捜査を受ける時は、教育監の意見書提出が義務付けられ、教員の児童虐待の不起訴の割合が高くなっていることが分かった。今年6月までに教育監の意見提出事案の中で終結した213件の内、不立件・不起訴の件数は77.4%(165件)に達した。2022年の教員の児童虐待の不起訴率が59.2%であったことを勘案すれば、大きく高まったのだ。

教育部と全国市道教育監協議会は18日、瑞二小学校教師死亡1周忌をむかえ、蔚山(ウルサン)タニベイホテルで追悼式を開き、「教育活動保護のための共同宣言」を採択する。


ヨ・グンホ記者 yeoroot@donga.com