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「代替外国人選手1号」白川恵翔投手、斗山移籍がほぼ確実

「代替外国人選手1号」白川恵翔投手、斗山移籍がほぼ確実

Posted July. 10, 2024 09:04,   

Updated July. 10, 2024 09:04

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今年から韓国プロ野球に導入された短期代替外国人選手1号としてSSGでプレーした白川恵翔投手(23、日本)が今度は斗山(トゥサン)のユニホームを着る。

斗山は最近、左肩の負傷で戦力から離脱した投手ブランドン・ワデルに短期間代わる外国人選手としてSSGでウェーバー公示された白川を指名し、彼を指名すると韓国野球委員会(KBO)に通知した。白川がウェーバー公示された3日を基準に、斗山より下位のチームが白川を指名する可能性はほとんどなく、斗山行きは確定的だ。ウェーバー公示日基準でチーム順位が逆順に指名権が与えられる。斗山は10日、白川の獲得を公式発表する予定だ。

日本独立リーグの徳島インディゴソックスでプレーしていた白川は、今年5月末、内腹斜筋をケガしたロエニス・エリアスの短期代替選手としてSSGユニフォームを着た。KBOは今年から、既存の外国人選手が6週間以上戦力から離脱する場合、臨時に代替選手を選ぶことができるようにした。白川はSSGと6週間180万円(約1547万ウォン)で契約した。

年俸は低かったが、活躍は期待以上だった。白川は時速150キロを超える速球に鋭いカーブを武器に5試合に先発登板し、2勝2敗、防御率5.09を記録した。先月7日のロッテ戦で1回と3分の1を投げて8失点(自責点7)したのを除いては、常に5回以上を投げた。6週間の契約が終わる時点でSSGの李承燁(イ・スンヨン)監督は「白川とエリアスのどちらを選択するか本当にたくさん悩んだ」と言うほどだった。SSGがエリアスと同行することにし、白川はSSGのチームメイトたちと涙の別れをした。

しかし、すぐに斗山が手を差し出した。白川と韓国プロ野球最多勝出身のエリック・ヨキッシュ(元キウム)の中で悩んでいた斗山は、結局白川を選んだ。国内リーグで検証を経ており、就業ビザを新たに発給してもらう必要もなく、直ちに試合に出ることができるからだ。

白川の夢は日本のプロ野球でプレーすることだ。高校卒業後、日本プロチームの指名を受けることができず、その後も新人ドラフトでいつも脱落したが、韓国プロ野球で積んだ経験は、彼の成長に大きく役立つ。白川は今秋に開かれる日本プロ野球新人ドラフトに再び挑戦する計画だ。


李憲宰 uni@donga.com