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歌手キム・ホジュンの「拘束審査延期要請」棄却、今日の公演は不可能

歌手キム・ホジュンの「拘束審査延期要請」棄却、今日の公演は不可能

Posted May. 24, 2024 08:43,   

Updated May. 24, 2024 08:43

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飲酒運転をしてひき逃げをし、事故隠蔽に加わった容疑が持たれているトロット歌手のキム・ホジュン氏(33)が、「コンサートに出演する」として24日に予定されていた拘束前被疑者尋問(拘束令状実質審査)の先送りを要請したが、裁判所で棄却された。検察は、「キム氏側は組織的・計画的に犯行を行い、事案が重大だ」として異例に警察捜査段階であるキム氏の令状審査に出席することにした。

警察などによると、ソウル中央地裁は23日、キム容疑者側の弁護人が申請したキム容疑者の令状審査延期要請を棄却した。キム容疑者側は、23日と24日、ソウル松坡区(ソンパグ)で開かれる公演「ワールドユニオンオーケストラスーパークラシック、キム・ホジュン&プリマドンナ」を終えた後、審査を受けると要請したと伝えられた。しかし、裁判所がこれを棄却し、彼の24日の出演は難しくなった。審査は24日昼12時に開かれるが、発付可否が決定されるまで拘引状態で待機するためだ。

23日、ソウル中央地検は、「キム容疑者の事件は組織的・計画的な証拠隠滅、犯人逃避、司法妨害行為として事案が重大で、証拠隠滅の懸念も大きい」とし、「担当検事が令状審査に直接出席し、拘束意見を十分に開陳する」と明らかにした。検察が、警察捜査段階である被疑者の令状審査に出席するのは異例のことだ。これに先立って、李沅䄷(イ・ウォンソク)検察総長は、「キム氏の事件で明らかになった事故隠蔽の情況を、拘束理由に積極的に反映する」と明らかにしている。

キム容疑者は9日午後11時50分ごろ、酒に酔ったまま車を運転していたところ、ソウル江南区鴨鴎亭洞(カンナムグ・アプクジョンドン)の道路でタクシーに衝突して逃げた後、犯行隠蔽に加わった容疑(危険運転致傷、犯人逃避教唆など)がもたれている。キム容疑者の所属事務所代表のイ・グァンドク氏(41)と本部長のチョン某氏も、事故隠蔽に加わった容疑で24日、拘束令状の審査を受ける。


キム・スヒョン記者 チェ・ジソン記者 newsoo@donga.com