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「第2の張美蘭」パク・ヘジョン、母が亡くなる悲しみの中で初の五輪チケット

「第2の張美蘭」パク・ヘジョン、母が亡くなる悲しみの中で初の五輪チケット

Posted April. 12, 2024 09:41,   

Updated April. 12, 2024 09:41


「ポスト張美蘭(チャン・ミラン)」パク・ヘジョン(21、写真)が母を亡くなった悲しみを乗り越え、韓国記録を打ち立ててパリ五輪出場権を獲得した。パク・ヘジョンは10日、タイ・プーケットで開かれた国際重量挙げ連盟(IWFF)ワールドカップ(W杯)女子最重量級(87キロ以上級)競技で、スナッチ130キロ、ジャーク166キロの合計296キロを持ち上げ、3部門でいずれも銀メダルを獲得した。昨年5月、晋州(チンジュ)アジア重量挙げ選手権で自身が打ち立てた韓国記録(計295キロ)を塗り替えた。これに先立ち、張美蘭文化体育観光部第2次官(41)が2008年北京五輪女子最重量級(当時75キロ以上級)で記録した計326キロは、IWFが階級基準を変え、今は「過去の記録」に分類されている。

パリ五輪出場権がかかった最後のチャンスだった今大会を控え、パク・ヘジョンは痛い思いも経験した。出国を控えた今月2日、母のナム・ヒョンヒさん(57)が6年間の癌闘病の末にこの世を去ったのだ。元陸上円盤投げ選手の母は、パク・ヘジョンが選手生活をする上で、精神的な支えとなった。大会後、パク・ヘジョンは「大変だったけど、あまりにも重要な大会なので出場した。母も私がここにいることを望んでいたと思う」と話した。

昨年9月の世界選手権、10月の杭州アジア大会で相次いで金メダルを獲得したパク・ヘジョンは、自身初の五輪舞台であるパリでメダル獲得に挑戦する。同日、スナッチ145キロ、ジャーク180キロの合計325キロで、3部門でいずれも優勝した中国の李雯雯(リー・ウェンウェン、24)が最も強力な競争相手だ。2021年東京五輪金メダリストの李雯雯は、昨年の世界選手権では肘の負傷で途中棄権したが、今大会を通じて復帰戦を行った。同じ階級のソン・ヨンヒ(31)はスナッチ122キロ、ジャーク161キロの合計283キロで、3部門とも3位だった。階級別に1国家当たり1人だけが五輪に出場できるため、ソン・ヨンヒはパリ行きのチケットを手にすることができなかった。


姜泓求 windup@donga.com