Go to contents

公取委、メガスタディの「コンダンギ」の買収を不許可

公取委、メガスタディの「コンダンギ」の買収を不許可

Posted March. 22, 2024 08:12,   

Updated March. 22, 2024 08:12

한국어

メガスタディ教育が、公務員試験ブランド「コンダンギ」を買収する計画を、公正取引委員会が許さなかった。公務員試験の塾市場で、1位と2位の事業者が結合すれば、競争が制限され、価格引き上げへとつながる可能性が高いという判断のためだ。2016年、SKテレコムのCJハロービジョンの買収合併の件以来、公取委が8年ぶりに初めて企業結合を許可しなかった事例となった。

21日、公取委は、メガスタディ教育がSTユニタスの株式95.8%を取得する企業結合に対し、結合禁止措置を下したと明らかにした。STユニタスは、公務員試験の塾市場1位のブランドであるコンダンギを所有している企業だ。

公取委は、公務員試験市場で1位と2位を守っているコンダンギとメガスタディの企業結合が実現すれば、直ちに競争制限の効果が発生すると分析した。公取委の関係者は、「消費者調査などを行った結果、人気講師と受講生が一つの会社に集中すれば、受講料引き上げなどの懸念が大きいと予想された」とし、「資産売却など、他の措置では競争制限の懸念を根本的に解消することは難しいと判断し、買収禁止を決めた」と話した。


金道炯 dodo@donga.com