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また収監されたチョ・ドゥスン、夜間の無断外出で懲役3ヵ月

また収監されたチョ・ドゥスン、夜間の無断外出で懲役3ヵ月

Posted March. 21, 2024 08:37,   

Updated March. 21, 2024 08:37

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夜間外出制限命令を破って居住地を無断で離れた児童性犯罪者のチョ・ドゥスン被告(72)が、1審で実刑を言い渡され法廷拘束された。

水原(スウォン)地裁安山(アンサン)支院刑事5単独(張洙榮部長判事)は20日、電子装置付着などに関する法律違反の罪で起訴されたチョ被告に対し、懲役3ヵ月を言い渡した。裁判所は、「電子装置の被着者に対して遵守事項を課すことは、犯罪から国民を保護するためのもので、違反行為はたった1回でも軽く見ることができない」とし、「被告人は累犯期間中に犯行を犯し、逃走の恐れがあるので、懲役刑は避けられない」と明らかにした。

黒いジャンパーに長い髪を結んで法廷に立ったチョ被告は、「よく聞こえない」と、ヘッドホンをつけて判決を聞いた。チョ被告は判決の途中、「声はきれいだが、小さくて聞こえない」と割り込み、判決が終わると、「妻が22回も家を出た。『愛と戦争』というタイトルのドラマを見ていて、似たようなシーンが出てきたので腹が立って詰所に出た。それが罪なのか」と問い詰めた。

チョ被告は、電子装置付着法によって2027年12月まで午後9時から翌日午前6時まで外出が禁止されていた。しかし、チョ被告は、昨年12月4日午後9時5分頃、京畿道(キョンギド)安山市にある住居地の外に40分ほど外出した罪で裁判にかけられた。チョ被告は2008年、安山市で登校していた小学2年生を拉致し、性暴行した罪で懲役12年が判決され、服役後、2020年12月に出所した。


水原=イ・ギョンジン記者 lkj@donga.com