「4年後、ソウル小学校6校に1校は1学年当たり40人以下に」
Posted February. 16, 2024 08:59,
Updated February. 16, 2024 08:59
「4年後、ソウル小学校6校に1校は1学年当たり40人以下に」.
February. 16, 2024 08:59.
by イ・ムンス記者 doorwater@donga.com.
ソウル地域の小学校6校のうち1校は、4年後に1学年当たりの児童が40人以下の「小規模小学校」になるという分析が出た。15日、ソウル市教育庁の2024~2028学年度の小学校配置計画によれば、全校児童が240人以下の小規模小学校は、今年の69校から2028年は101校に増える。これは、ソウル全体小学校(604校)の16.5%に当たる。教育部は、全校児童が240人以下の学校を小規模学校と規定し、統廃合の候補に分類している。市教育庁は、ソウル内の小学生数は、今年の36万8104人から2028年は30万3412人へと約6万人が減少すると予想している。全体児童数が減り、1校当たりの児童数も減る。今年、ソウル小学校1校当たりの平均児童数は608人だが、2028年は496人に減る。特に、全校児童が240人以下の小規模学校の場合、1学年当たりの児童が40人の割合で、クラスは1学年当たり2クラス程度しか編成できない。市教育庁の関係者は、「クラス数が2クラス以下に減れば、放課後授業や運動会、現場学習、その他の行政業務など学事運営に困難が生じる」とし、「給食単価も、やはり児童数が多くてこそ1人当りの価格を下げることができるので、児童が少ない学校は経営に困難をきたすほかはない」と話した。数人でチームを組んでやらなければならないスポーツ活動もやりにくくなる。深刻化する少子化と学齢人口の減少のため、小規模学校は時間が経つほど急増する見通しだ。ソウル地域の年間出生児数は、2018年の5万8074人から2020年は4万7445人、2022年は4万2602人で、4年ぶりに25%以上減った。昨年、閉校したソウル広津区(クァンジング)の華陽(ファヤン)小学校のように、統廃合する学校も増えざるを得ない。市教育庁は、児童らの授業権保障のため、大々的な統廃合の代わりに、分校の形の都市型キャンパスを作る案などを検討している。市教育庁の関係者は、「旧都心や人口高齢化が激しい地域で、主に小規模学校が多くできるだろう」とし、「近いうちに、都市型キャンパスを含む対策を発表するだろう」と話した。
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ソウル地域の小学校6校のうち1校は、4年後に1学年当たりの児童が40人以下の「小規模小学校」になるという分析が出た。
15日、ソウル市教育庁の2024~2028学年度の小学校配置計画によれば、全校児童が240人以下の小規模小学校は、今年の69校から2028年は101校に増える。これは、ソウル全体小学校(604校)の16.5%に当たる。教育部は、全校児童が240人以下の学校を小規模学校と規定し、統廃合の候補に分類している。
市教育庁は、ソウル内の小学生数は、今年の36万8104人から2028年は30万3412人へと約6万人が減少すると予想している。全体児童数が減り、1校当たりの児童数も減る。今年、ソウル小学校1校当たりの平均児童数は608人だが、2028年は496人に減る。
特に、全校児童が240人以下の小規模学校の場合、1学年当たりの児童が40人の割合で、クラスは1学年当たり2クラス程度しか編成できない。市教育庁の関係者は、「クラス数が2クラス以下に減れば、放課後授業や運動会、現場学習、その他の行政業務など学事運営に困難が生じる」とし、「給食単価も、やはり児童数が多くてこそ1人当りの価格を下げることができるので、児童が少ない学校は経営に困難をきたすほかはない」と話した。数人でチームを組んでやらなければならないスポーツ活動もやりにくくなる。
深刻化する少子化と学齢人口の減少のため、小規模学校は時間が経つほど急増する見通しだ。ソウル地域の年間出生児数は、2018年の5万8074人から2020年は4万7445人、2022年は4万2602人で、4年ぶりに25%以上減った。
昨年、閉校したソウル広津区(クァンジング)の華陽(ファヤン)小学校のように、統廃合する学校も増えざるを得ない。市教育庁は、児童らの授業権保障のため、大々的な統廃合の代わりに、分校の形の都市型キャンパスを作る案などを検討している。市教育庁の関係者は、「旧都心や人口高齢化が激しい地域で、主に小規模学校が多くできるだろう」とし、「近いうちに、都市型キャンパスを含む対策を発表するだろう」と話した。
イ・ムンス記者 doorwater@donga.com
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