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メジャー通算303勝の伝説ランディ・ジョンソンの娘、金軟景の興国生命と契約

メジャー通算303勝の伝説ランディ・ジョンソンの娘、金軟景の興国生命と契約

Posted January. 22, 2024 08:22,   

Updated January. 22, 2024 08:22

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プロバレーボール女子部の興国(フングク)生命がウィロウ・ジョンソン氏(26、オポジット)を新しい外国人選手に迎え入れた。ウィロウ氏は米大リーグの伝説的な投手「ビッグユニット」ランディ・ジョンソンさん(61)の娘だ。娘も父親(208センチ)譲りの長身(191センチ)である上、左利きだ。

バレーボール界によると、ウィロウ氏は20日、すでに興国生命選手団に合流した。ただ、ビザ取得など入団の最終手続きが残っているため、興国生命は21日まで外国人選手の入れ替えについて正式に発表しなかった。ウィロウが入団手続きをすべて終えれば、興国生命の既存外国人選手のイェレナ・ムラジェノビッチ(27)は1シーズン半で退団することになる。

ウィロウ氏は米オレゴン大学を卒業した2020年、初めて韓国バレーボール連盟(KOVO)の外国人選手ドラフトに参加申請書を出した。しかし、トルコリーグのニルフェル・ベレディイェスポルに入団したため参加申し込みを撤回した。その後、米リーグでプレーし、2022年と昨年に韓国Ⅴリーグへの移籍を打診したが、いずれもウィロウを選択したチームがなかった。

ウィロウを獲得した興国生命は、金軟景(キム・ヨンギョン、36)とウィロウのワンツーパンチで首位奪還を狙う。興国生命は第2ラウンドまでは勝ち点30(11勝1敗)で首位の座を守っている。2位現代(ヒョンデ)建設(勝ち点26)とは1試合以上差があった。しかし、第2ラウンドまで43.6%(4位)だったイェレナの攻撃成功率が第3ラウンド以降36.4%に下がり、勝ち点20(7勝5敗)の追加に止まった。興国生命は今や勝ち点50で首位の現代(ヒョンデ)建設(勝ち点58)に3試合近くリードされている2位だ。

大リーグ殿堂者の父親ジョンソンさんは1988年から2009年まで、シアトル・マリナーズやアリゾナ・ダイヤモンドバックスなどで22年間プレーし303勝166敗、防御率3.29などの記録を残した。「最高投手」の象徴であるサイ・ヤング賞を5度受賞し、オールスターにも10回選ばれた。Dバックス時代の2001年には金炳賢(キム・ビョンヒョン、45)とともにワールドシリーズ制覇のリングをはめており、2004年にはパーフェクトゲームも達成した。2015年基準で歴代8位に当たる得票率97.3%で、米野球の殿堂入りを果たしたジョンソンさんは、2022年から大学での専攻を生かして米プロフットボールリーグ(NFL)公式写真作家として活躍している。


姜泓求 windup@donga.com