Go to contents

「解職教師の不当採用」の曺喜昖ソウル市教育監、控訴審でも教育監職喪失刑

「解職教師の不当採用」の曺喜昖ソウル市教育監、控訴審でも教育監職喪失刑

Posted January. 19, 2024 08:15,   

Updated January. 19, 2024 08:15

한국어

全国教職員労働組合出身の解職教師など5人を不当に採用したとして起訴されたソウル市教育監の曺喜昖(チョ・ヒヨン)被告(67)が、控訴審でも教育監職の喪失刑が言い渡された。

18日、ソウル高等裁判所刑事13部(金又洙・金溱夏・李仁洙部長判事)は、職権乱用権利行使妨害などの罪で起訴された曺被告に対し、1審と同じく懲役1年6ヵ月、執行猶予2年を言い渡した。裁判所は、「特別採用の公募条件が、最小限の実質的『公開競争性』を確保したとは見られない」とし、「曺教育監は、公開競争性の確保のための適切な措置を取っておらず、(特別採用は)任用権者の私的な特恵や補償のためのものと見られる」と明らかにした。

控訴審の判決が最高裁でも確定すれば、曺被告は教育監職を失うことになる。曺被告の教育監任期は2026年6月までとなっている。

曺被告は、判決直後に「無理な捜査と起訴が裁判で訂正されることを願ったが、残念な結果が出て遺憾だ」とし、「直ちに上告し、破棄差し戻しを引き出すよう最善を尽くす」と明らかにした。この事件は、高位公職者犯罪捜査処の発足後、初めて捜査した「第1号事件」だ。


チェ・ミソン記者 チェ・フンジン記者 cms@donga.com